【黒バス】帰りたいからといって、原作通りとは限らない！？ ３

／１０３ ふざけんな。 ＊火神 ページ24

火神side




あぁっもう！なんで、タオル忘れてたんだよ〜！！




腹減って仕方がねぇ！！




バンッと八つ当たりをする様に、体育館のドアを開けた




日「ぅわっ？！っのダアホ！！！壊れたらどうすんだよ！」




火「げ……すまん、です」




降「壊したら火神、めっちゃ怒られるぞw」




黒「弁償になったら、大変ですよ？」




火「……気をつける」




小「まぁ、すぐに壊れることはないと思うけど！ねっ、水戸部！」




水「……((ｺｸｺｸ」




……あれ……なんか、おかしくねぇか？




火「く、ろこ……お前……食堂に行ったんじゃ……」




なんでいんだよ




黒「何言ってるんですか？ずっと、ここにいましたけど……？」




伊「黒子なら、ここにいたぞ？」




木「俺らと話してたからな！」




河「どうしたんだよ？混乱してるって感じだなw」




じゃあ、アイツは……




誰なんだ……？




相「そうそう！火神君、Aちゃん見なかった？何処にもいないんだよね〜」




福「探してるんだけどさっ」




土「たしか、火神といた気がしたんだけどよ！あと、黒……子……あれ？でも、黒子はここに……」




土田の言葉で、思いつくのはただ一つ




火「Aが危ねぇ！！あの、黒子は偽物だ！」




黒「偽物って、どういうことですか！？」




火「話してる暇はねぇ！早く行かねぇと！」




異能を使って、猛スピードで駆け抜ける




なんで、俺は気づかなかったんだよ……！




食堂の自動ドアを突き破って叫んだ




火「Aっ！！！」




シーンと静まり返る食堂に目を見開いた




嘘、だろ……




足元に落ちていた手紙を拾う




黒「お、いつい…たっ！火神君！どういうことですか！！」




火「……くそっ、やられた……」




黒子に手紙を押し付ける




日「おい！何があったんだよ！」




青「Aがどうかしたのか？！」




黒「これは……！」




［俺の妹は返してもらうよ。お世話になったね］




高「妹ってことは……」




緑「あの、白髪野郎なのだよ！」




土「黒子に化けてたのか」




紫「これ続きがあるよ？」




［お礼と言ってはなんだが、いいことを教えてやろう。フシュールの異能……そう、Aを使って人を支配する計画を実行するよ。せいぜい、指をくわえて見てなよ……ピエロの芸術を、ね］




使う、だと？人をモノみたいに……




両手をギリギリと握り締める




火「……許さねぇ……」

／１０４ 人が……誰もいません。 ＊黒子→←／１０２ お腹が空きました。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す