/82 ……嘘、です。 *黒子 ページ3
黒子side
Aさんが、攫われてから1日経った時、桃井さんの声が響いた
桃「Aちゃんの居場所というか、カードの位置が特定できたよ!」
モニターに、赤い印が点滅している
皆は各自手を止めて、それを見た
相「ここって……」
桜「近くじゃないですか!」
笠「なんで、こんなとこに……?」
黒「逃げてきたんでしょうか?」
おかしいですね。でも、そんなことより……
花「こっちは、任せろ。さっさと行け!」
赤「お願いします」
赤司君が、班を分けたメンバーで飛び出した
こういう時は、いつも一緒にいるメンバーの方が効率がいいらしい
桃井さんは、引き続き捜索を続けるため、残った
緑「嫌な予感しかしないのだよ!」
高「ただ、逃げてきただけならいいんだけど」
火「アイツ、方向音痴とか言ってなかったか?!だから、帰れない、とか!」
紫「そうだといいね〜」
青「おい、分かれて周りから囲った方がいいんじゃないか?!」
赤「そうだな、今隣にいるペアでそれぞれ分かれろ!」
黄「じゃ、黒子っち!行くッスよ!」
黒「はい!」
バラバラに分かれて、また走り出した
お願いです、どうか……無事でいてください
目的地付近に近づくと、ベンチに座っているAさんを見つけた
黒、黄「「Aさん/っち!」」
あ「っ!?あぁ!」
Aさんは、こっちを見て驚いたあと、おかしなことを言った
あ「モデルの黄瀬涼太!」
黄「……は?何言ってるんスか?Aっち!」
青「お〜い、テツ!」
……A、さん……?
皆を見て、また驚いているAさんを見る
なんだろう……何かが……
火「よかった……ケガとかしてねぇか?あの時は、すまなかった」
あ「……?」
……おかしい
紫「?Aちん……?」
あ「あの……」
嘘、ですよね……?
あ「………………誰…………?」
黒「っ!」
ヒュッと皆の喉が鳴ったような気がした
高「な、なに嘘ついてんだよ〜;良くないぜ?そういうのっ;」
高尾君の言葉に、Aさんは眉をひそめた
あ「……なんで、私の名前……」
赤「これか……嫌な予感は……」
赤司君は、悔しそうに顔を歪めた
僕はただ、ボーゼンとそれを見ているしかできなかった
/83 どういうことですか。 *黒子→←/81 私のお兄さんらしいです。
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メイ - LAINじゃなくてLINEですよ (2015年8月18日 13時) (レス) id: 67fb1b52b6 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» いえいえ!そんなことは……!って言ってると続きそうですね;でも、質問は受け付けてますので!ありがとうございます! (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 悠りんさん» そうなんですか!すみませんでした!!いやいや私が悪いんですよ…了解です! (2015年5月16日 8時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» あ、それはカノに向けて言ったんです!スミマセン!分かりづらくて……でも、どんどんとおかしいところは言ってください! (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ヒビヤとモモの会話はおじさんじゃなくておばさんでは? (2015年5月10日 14時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠りん | 作成日時:2015年4月25日 11時