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/帰るんです。49 ページ10

体育館に戻る時も、赤司さんは私を守るように歩いてくれた。紳士か




渡り廊下を通り、体育館の光を近くで感じた瞬間、とっても安心した。誠凛と海常とで探索に出た以来、ずっと戻れてなかったからね




赤「っ…ホッした顔してる。まぁ、俺もだけど」




苦笑いした赤司さんに少し驚いた。そうだよね、赤司さんだって同じ思いだよ




キィ…と赤司さんが扉を引くと、一斉に視線が集まった。直ぐに「お疲れ様」とか「お帰り」という声があがった




黄「Aっち!」




あ「あ、黄瀬さん」




黄、あ「「ケガしてない!?/しませんでしたか?」」




あ……




黄「くくっ…同じ事言ってるっスね」




あ「そうですね」




黄瀬さんに笑い返すと、タッタッタと足音が近づいて来た




桃「Aちゃん!会いたかったぁっー!」




あ「わっ、私もですよ。流石に疲れました;癒してくださ〜い…」




抱きついてきたのをいい事に、こっちからぎゅうっと腕を回した。すると、さつきさんがよしよしと頭を撫でてくれた。今、最高にニヤケていそうで怖い




赤「そうだ、桃井。絆創膏はあるか?月下の頬に擦り傷がついてしまったんだ」




桃「あっ!確かリコさんが持ってたよ!リコさ〜ん!」




リコさんの所に走っていったさつきさんと入れ替わりで実渕さんが来た




実「こっちに来て座ったら?疲れたでしょう」




手招きをしていたので、赤司さんはそっちに向かった。私はスポバの所に行こうとしたら、グイッと手を引かれた




赤「…どこに行くんだ?」




あ「あっちですけど?」




実「あら?…ふふ、Aちゃんもよ。こっちに来て休んでちょうだい」




クスクスと笑っている実渕さん。本当にその性別なのか疑う




実渕さんと黛さんの隣に座ると、黛さんが声をかけてきた




黛「…?ここ赤いけど……これ以外にも怪我したのか?」




指を指された場所を見ていると、絵の具がはねたのかポツンと赤くなっているところがった




葉「…?赤司にもついてる……」




根「お前も怪我したのか?」




赤「いや、ちょっとね」




あのときのことを思い出して、また笑いがこみ上げてきた




あ「……っ」




実「…?」




あ「いやっ……なんでもな、いですっ……ただ…赤司さんの行動が…っ……とっても面白かったものですから……っ」




赤司さんは「そんなにか」と首をかしげた。それがまたおかしくて少しの間笑いが止まらなかった

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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時

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