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/帰るんです。46 ページ7

『ただ……今回で一番のバグ。それは其方だ。だから何度も其方を攻撃しろとの命がくるのだ』




あ「私が……バグ……の原因……」




そうなのかもしれない。なら、奴らの目的は赤司さん達だ




『そうだ……紳士殿。変な言い方をするが、ここから出るにはきっとこのお嬢さんが必要になる。奴等はここまで誰も死んでいないのはお嬢さんが居るからだと特定した』




私のバグ……それは、人を守れること…?




『お嬢さんを守れ。そしたら、彼等も守られると同じ事。ここから脱出し、生きろ。ここで死んでいった者達は皆、其方達を応援している。魂がそこらにさ迷っているのだ』




キョロっと当たりを見渡しても、何も見えなかった。いや、いきなり見えても困るけど……




『其方達がここから出られれば、この遊び(ゲーム)も終わるだろう。今回、参加者のなかで一番大きい額をかけた奴がいる。「全員生き残ればコレを終わらせること」と言いなさった。その大きい額に、コレを作った者は頷いた。意味が分かるかね?』




赤「俺達がここから出られれば、もうコレに巻き込まれる者はいない……ですか」




『そうだ』




あ「あの……その大きい額をかけた人って…?」




『……りんと言ったかな。小さな少女とここで死んでいった者達だよ』




思わず持っていた紐を落とした




赤「A…?」




あ「なんでりんが…?だって、りんは……今……」




『私にはお嬢さんの世界ことは分からないよ』




りんは……植物状態、なんだよ?




赤「月下、りんとは誰だ?」




あ「わ、私の友達です…優勝報告をしに行かなきゃいけない人…」




『何故、お嬢さんが驚いているのかは分かりかねるが、コレはチャンスだ。一度しかないモノだ。どうか、どうか……ここから出るのだ』




あ「けど……どうやって…」




『全ての彼等の色を集めるのだ。その意味は彼等が原因ではなく、只の基準。この遊び(ゲーム)は言わば、宝探しの様なもの。化け物を倒して集める事。それだけだよ』




赤「あのビー玉か」




『作用。もうそろそろ行くがよい。其方達のお仲間も心配しているであろう』




そう言ったっきり動かなくなってしまった




2人で深く頭を下げた




赤「月下、一つ言っておく。俺達が月下を守るのは決して出る為の道具ではなく、仲間としてだ。もし、勘違いしていたなら……」




あ「な、なら…?」




赤「さて、行こうか」




ちょ、教えてよ!

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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時

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