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/帰るんです。44 ページ5

赤「この話はまた今度で…」




あ「しなくていいです。…で、どうしますか?あの足のない人とキツネさん……」




赤「足のない人は倒すしかないようだね。物理が効くようだし」




あ「ですね……じゃあ、キツネさんは……?」




そう問いかけると、赤司さんは悪戯っ子のようにニィッと笑った




赤「逃げ込むところの運が良かったね」




赤司さんは立ち上がると、棚から筆を洗うためのバケツを2〜3個とり、色んな物が置かれている黒板の前の机をあさって何かをとった




赤「さ、手伝ってくれるかい?」




バケツと筆…………赤い絵の具を軽く掲げて、また笑った




あ「…?手伝いますけど……その意図が分かりません」




赤「あぁ、そうか……君は黒子達が持ってきた本のことをしらないんだったな」




あ「あ、誠凛さんは図書室に行ってましたね」




水道から水を出しながら、赤司さんは説明してくれた




赤「よし、水はでるんだね。その本には、会った化け物の事と倒し方が載っているんだ」




あ「そうなんですか」




慌てて私も隣に行き、水を出す




赤「けど、会わないとその本には現れないから…そこが厄介だね。…っと、パレットは……」




あ「あ、ここにあります。…それで、キツネさんのところにはなんと書かれていたんですか?」




パレットを差し出せば「ありがとう」と言って、赤い絵の具を力いっぱいに出していた




いや、雑……;




赤「あの着物を赤く染めればいいと書いてあった。だから、赤く染めるんだ」




あ「おぉ…なるほど」




少し楽しそうにグルグルと筆を掻き回している赤司さん。可愛い




私も少し濡らした太筆に絵の具をつけ、真っ赤に染まった先をバケツの中でグリグリと掻き回した




あ「結構濃くした方がいいですかね?」




赤「赤ければいいと思うよ……」




一生懸命な顔をチラと見て一言




あ「……楽しそうですね」




赤「……ちょっと」




あ「……え〜い、です。ふぉおおおおおお」




うりうりと少し水が跳ねるぐらい勢いよくかき混ぜる




赤「わっ……!てか、ふぉおおおおおお…って……」




あ「楽しいなら楽しみましょう。今は私しか見ていません。なんなら、黒歴史にしますか?」




赤「…分かった。でも黒歴史にはしない」




ちっ……




あ「そうだ!なんなら、壮大な罠というか、仕掛け作りましょうよ!」




赤「のった!」




コレ、キャラ崩壊と言うやつか。ガン見してよう

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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時

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