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/帰るんです。78 ページ39

緑「どういうことなのだよ!」




『簡単ヨ…?あノ子…ずっト…ひ、とり……寂しイ…2、人ヲ手放すカしら?』




赤「お前はどうなんだ」




『うふフ……今すグに…切って、アゲル……』




すると、髪の毛がギリギリと手首に巻き付いてきた




赤「い゛っ……ぐっ……!?」




黒「っ!?赤司君!」




赤「だ、い丈夫だ……!時間はっ?」




高「後2分切った!」




火「くそっ、2人はまだ…あっおい!来たぞ!」




痛む腕をもう片方の手で抑えて顔をあげれば、苦しそうな顔の2人が走ってきていた。ちゃんと首なしも連れて…









Aside




鏡の向こうには、頭を持った赤司さんと皆が居た




あ「それでっ…どうやって……!ここから出ればっ!いいんですかね!?」




青「知らねぇっよ!」




鏡の前で膝に手をついて肩で息をした




すると、首なしちゃんにグイッと引っ張られた




あ「ちょっ!?」




『頭……在る…頭……頭……アタま……』




青「おいっ!?」




2人がかりで首なしちゃんを抑える




あ「く、首なしちゃん!」




『やっと…会エたの……です』




鏡まで後少しと言うところまで引きずられる。力が強すぎて2人でも止められない




ま、まずいよっ…このままじゃ……




ドンッ




青「うわっ!?」




あ「え…」




青峰さんの手を思いっきり振り払った首なしちゃん。青峰さんはその反動で鏡の向こうに行った




すると、ピタリと動きを止めた首なしちゃんが私に身体を向けた




向こうでは、青峰さんがこっちに向かって何かを叫んでいる




『ま、タ……1人……?いや、ノデす……一緒ニ、居ようヨ』




あ「……それは出来ません。私は帰らなきゃ行けないの……」




『っ…い、イやっ!嫌ナノです!』




ぎゅうと手首を掴まれた




あ「……聞いて、首なしちゃん」




『ぃやっ……』




あ「私もね……帰っても、1人なんだぁ」




『……え…?』




あ「私はここに居る皆さんとは会えないの。だけど……」




私がそれでも帰らなきゃいけない理由




あ「約束したの。私を待っててくれている人が居るの!」




『…っひトりに…しなィでっ…!』




あ「私が絶対に…こんなの終わらせるから!そしたら、貴女は1人じゃなくなるんだよ……?」




『ほ、本当ニ…?』




あ「うん。約束……ね?」




『……約束……なのですよ…?』




指切りを交わした

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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時

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