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/帰るんです。74 ページ35

[皆1度戻って来るんや。これは罠やっ]




今吉さんの焦った声が響く




青「おい、罠って…」




あ「このパターンが、です。きっと、前の人達も鏡の中に居る人を助ける為に沢山の人がここを出て行き、頭を探したんでしょう……私達みたいに……」




『うふふ!頭は賢いのです!』




青「っざけんな!てめぇ!!!」




あ「やめて下さい!青峰さん!」




振り上げられた手を必死に止めた




青「離せよっ!なんでっ…なんでっ……!くそっ!」




青峰さんはガンッと壁を殴った




[一応、皆戻って来たで。怪我しとるんは12人。大怪我しとんのは海常の森山。笠松。誠凛の伊月の3人や]




あ「そ、うですか……」




[気に止めんなや]




あ「……はい」




どうすれば……ここを出られる…?どうすれば……




時間はどんどん過ぎていく。早く、早くなにか答えを出さないと……!




なんとしてでも青峰さんを返さなければ…




『……うおあっ!?み、見てください!向こうが映ってますよ!?』




あ「本当ですか!?」




首なしさんが一生懸命に放送室の中にある大きめの真四角の鏡を指さしていた




ひょいっと除くと、今吉さんと赤司さんが何かを話していた。その横には本を抱えた黒子さんとメモをとっている緑間さん




とりあえず、ペチペチと鏡を叩いてみた




『見向きもしないのですっ!このっこのっ!』




隣でも同じようにペチペチと叩いている




あ「……青峰さん。すみませんが、向こうにこの鏡を見るように言ってくれますか?」




青「おう、構わねぇよ。つか、見えんのか?」




青峰さんも同じように覗き込んだ




青「うおっまじだっ…すげー」




少し覗くと、青峰さんはマイクに向かって口を開いた




青「おい赤司、緑間、テツ…そこに四角い鏡ねぇか?今吉さんから見て右だ」




[鏡かいな…?]




今吉さんが右を向いて、私と目が合った




[うわっ…!?なんや、ホラーやな]




他の3人も気づいたようで、こっちに来た




あ「右の子見えますか?」




隣を指さすと、3人は目を見開いた。とりあえず、見えているようだ




『う、うわぁ……なんですこの髪の毛……』




あ「それな」




くすくすと笑っていると、向こうは怪訝な顔をした




赤司さん達も何かを言っているが、口をパクパクしているだけで何を言ってるか分からない

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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時

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