【黒バス】私は、大丈夫。だから……ね。【赤司征十郎】

／帰るんです。７３ ページ34

青「そこに正座っ！！！！」




『ひゃい！！！』




あ「はぁ……」




[Aちゃん…？]




あ「すみません。話を進めてください。青峰さん、頼みます」




青「おうよ」




そこから青峰さんの説教をBGMに今吉さんから向こうの状況を聞いた




[……で、青峰は誰と話しとるん？]




あ「え、誰って……何言ってるんですか。さっきから、煩いぐらいの子ですよ」




後ろを振り返ると、青峰さんとまだ言い合ってる。と言うか、じゃ、じゃれてる……？




[…Aちん。俺らさ…Aちんと峰ちんの声しか聞こえないよ…？]




あ「……え」




まさか……そんなことがあるのか…？




あ「首なしちゃん！どういうこと！？」




『何がですか！？』




青峰さんががっちりホールドしていて、大人しかったのだが、ぐりんと身体をこっちに向けて立ち上がった




もちろん。青峰さんの胡座の上にいたので…




青「ちょっ！踏むな！」




ジタバタと暴れまくってます




あ「青峰パパ、もう離して大丈夫ですよ」




青「誰がパパだ！」




首なしちゃんはパッと離れると、私の元に来てぎゅうと抱きついた




あ「向こうに貴女の声が聞こえないらしいんです。何故だか分かりますか？」




『う〜ん…ここまでクリアした人初めてなのですよ！だから…よく分からないのです！』




あ「え？……ね、ねぇ、１つ聞いても……いいですか？」




『うん！ばっちこーい！ですよ！』




あ「今までの……参加人数を教えて下さい」




青「そんなこと聞いてどうすんだよ」




分からない……分からない……けど……




多分……この先の答えが…




『えっとね！３０〜４０人ぐらい！』




あ「４時間目までに全員が亡くなるものなんですか…！？」




『うん！少しずつ居なくなるのです！けど……私の頭のせいで……残りの半分以上が居なくなっちゃうのです！』




あ、青「「っ！？」」




な、に……それ…！




あ「っ今吉さん！今すぐに皆さんを体育館に戻らせて下さい！きっとこのパターンはっ…」




[今吉さん！海常の方が大怪我です！]

[桃井！こっちに来てくれ！]

[皆、手当をて手伝ってくれ！怪我してんのは１人だけじゃねぇんだ！]

[リコ！伊月の腕見てくれ！]




青「おい、どうなってやがんだっ…！！」




最悪…だ……

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