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/帰るんです。72 ページ33

『放送室はこっちなのですよ!』




グイグイと私と青峰さんの腕を引っ張る。心做しか、青峰さんの顔が青い




あ「怖いんですか?」




ニヤニヤと見つめれば、凶悪犯面になった




青「あ゛?んなわけねーだろーが」




『ここ登りますのです!こうぐわぁっ!と登っちゃって下さい!はい!のです!』




青「うおっ!?」




あ「怖いんですね」




青「うっせっての!」




結構勢いよく頭を叩かれた




『仲良しなのです!いえーい!わっしょい!』




……この子…何気に煩い……。頭がないからなのか、頭に響くように声が届く




あ「わっしょい!」




青「どんな掛け声だよ…はぁ……」




はしごを登り、体育教官室に入った




あ「こっちにも、飲み物とかは置かれてるんですね。いろいろ逆ですけど…」




『鏡の中だからなのですよ!私には、向こうの方が読みずらいのですよー!』




青「…そういうもんなのか」




ってことは……貴女は…ずっと……




青峰さんが放送室に繋がるドアを開けようとした瞬間…




[聞こえるかいな!?]

[おい、大丈夫か!?]




あ「っ!向こうでも出来たみたいですね!」




青「みたいだな!」




急いで中に入り、スイッチを入れたり音量の調節をした




あ「ちゃんとっ…聞こえています!」




[Aちゃん!]




青「大丈夫だ。なんとか体育館まで来れて……まぁ、あちこち傷だらけだけどな」




青峰さんが苦笑いしながらも、嬉しそうだった




[なにかあったの〜?]




あ「化け物全員集合です。途中でキツネ面さんに苦労したんですけ…ど……」




[月下……?]




青「まぁ、なんとか逃げきれたんだよ。な」




あ「……はい」




青峰さんがまた髪の毛をくしゃりと撫でた




[それで、こっちの状況…『お、おぉおお!ここまでやってのける人は初なのですよ!?凄い凄い!わぁっ、どうしましょう!感激なのです!]




あ、青「「煩/いですね!/ぇよ!!」」




青「テメェは黙ってそこに正座しとけ!」




『はぁい!じゃあじゃあ!ココアという飲み物を1つ下さいなです!』




あ「なんで私がしなければいけないのですか!」




青「はぁ?そんぐれぇ出来るだろーが!」




[な、なんや…お前ら……仲ごっつぅ悪いんか?]




『お2人とも、静かにしなければ聞こえませんのですよ』




あ、青「「誰のせいだとっ…!!!」」




『しぃです!』




もうなんなのこの子……

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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時

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