【黒バス】私は、大丈夫。だから……ね。【赤司征十郎】

／帰るんです。６８ ページ29

鏡の少女。
シャーロキアンで頭が良い。頭と胴体が離れている。
(胴体)身体は鏡の向こう側にあり、頭を探している。襲うことは無い。
(頭)こちら側にあり、身体が来るのを待っている。頭がいいため、攻撃することがある。物が倒れたり飛んでくる。
倒し方、鏡の前で会わせる。合わせてはいけない。
注意、頭は４時間目に現れる。１時間を過ぎると鏡の中の人は消える。




赤「消えるだと……！？」




桃「そんなっ」




読んだ黒子は「アレですか？」と震える指を時計に向けた




体育館の壁につけられたデジタル時計が点滅しながら動いていた




００:５５:０７




刻刻と、秒数が減っていく




相「後５５分！？」




木「なぁ、会わせるって事は向こうにいる青峰達が頭のないやつを連れてこなきゃ行けないんだろ？どうやってそれを伝えるんだ？」




諏「鏡の向こうの青峰達の会話が聞こえなかった……だから、何かに書いて見せなきゃいけない」




虹「書くものならAがノートとペン持ってたぞ？！」




今「……無理や」




静かに言った今吉さんに視線が集まる




赤「どうしてですか」




今「青峰達が鏡の前に居らへんからや……あの時、２人は何かに怯えて何処かに逃げてたんや……鏡のずっと奥に……」




なんだって……




そうか、胴体が害のない化け物だと知らないから……！




赤「……思った以上にマズイね」




ア「なら、やる事を的確に決めるんだ。先ずは３時間目を終わらせよう。幸い、ビー玉がまだ残っているんだろう？」




頷いてから、プラスチックの穴にコロリと紫色のビー玉をはめ込んだ




キーンコーンカーンコーン…




«３時間目終了です。お疲れ様でした…。報告…音楽室の立ち入りを禁止します。報告…化け物の頭が現れました。報告…対象者、青峰大輝、月下A。報告…対象者消滅まであと５２分３２秒。報告…は以上です»




赤「探索の人数を増やします！残るチームは桐皇と陽泉。他のチームは全力で頭を探して下さい！」




各棟に行くチームにストップウォッチを渡して、残りの時間と合わせた




あ[聞こえますかっ！！！]




「「「「「「「っ！？」」」」」」」




青[おい、A！早く！]




あ[分かってます！こっちはある意味全然大丈夫じゃないです！放送は聞きました！後っ！そっちから放送出来たら((ガシャン]




青[っ！？A！しっかりしろ！Aっ((ブツッ]




大きな音を立てて声は途切れた

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