/帰るんです。59 ページ20
あ「なんでいるんですか。普通に現れてください」
赤「すまない。ついて来た」
あ「はぁ…」
赤「こんな所もあったんだね。どうやって見つけたんだい?」
さっきあった事を話した
あ「それで……ここに2号さんが居たんです。ユニ?がイスに挟まっていました」
赤「へぇ」
赤司さんはグルリと見渡した後「イスしかないね」と言った
あ「そ、うですね……」
2人で簡単に見回ってみたが、イスが大量にあるだけだった
何かありそうなんだけどなぁ……
赤「……月下…これは……なんだ?」
あ「え?」
後ろを振り向くと、赤司さんは上を向いていた
赤「ほら……そこの………しず…く?」
どうしたんです、いきなり……
上を指さしながら動かない赤司さんはある意味ホラーだ
近くに行って上を見ると、天井に紙が貼ってあった
あ「……?なんでしょうか?」
すると、赤司さんはイスを持ってきてその上に乗り、紙を取った
赤「暗号……かい?」
あ「分かりませ、ん……」
【しずく*より。「[」これは始めです。】
赤「しずく*……?よりってことは……」
あ「誰なんでしょうか?」
これは初め?初めってことは、終わりがある……これも探すやつだ
赤「他のもありそうだね。ヒントになるだろう」
桃「あぁっ!こんなところにいた!」
わんっ!
黒「勝手に何処かへ行かないでください。二人とも……心臓に悪いです」
赤「あぁ…すまない。すぐに戻るよ。面白いものも見つけたしね」
そう言って、私に顔を向けたので頷いた
あ「キミのおかげです」
ふっさふさの2号の頭を撫でると、尻尾をぶんぶんと振っていて癒された
桃「起きたらいないんだもん!ビックリしちゃった」
あ「ご、ごめんなさい?」
ふくっと頬を膨らませて怒っているんだろうけど、可愛すぎて反省するどころではない
赤「二人とも早く行くよ」
黒「ここは上より寒いですから……風邪を引いてしまいます」
黒子さんと赤司さんが私達の背中を軽く押して進ませる
桃「う…っうん!」
あ「あれれ」
顔の赤くなったさつきさん。恋する乙女だ
あ「応援してますよ!」
桃「え、えぇっ!?Aちゃん!シィーだからね!」
あ「はい」
黒「どうかしました?」
桃「なっなんでもないよ!」
赤司さんと顔を見合わせて、クスリと笑った
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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時