/帰るんです。57 ページ18
桃井side
あ「い゛っ……ぐっ……いにやぁああああ!!!!無理無理無理無理!はな、離して!痛い痛い!足がもげる……!やぁああああ!!」
失礼だと思うけど、耳を塞いでいる。こっちまで痛くなりそうだ
Aちゃんは敬語が抜けるくらい痛いのか、枯れずにずっと叫んでいる
隣で同じように耳を塞いでいる赤司君を見上げると、Aちゃんを見て苦笑いしていた
あ「もぉやだぁっ!!!誰か助けっいやぁぁあああああ!!!!!痛い痛い痛いっ…」
今「誠凛さん、どうにかならへんの?」
木「……無理だな!」
Aちゃんの声はよく通るなとか思っていたけど、それが叫び声となると……;
皆が耳を塞いでいるため、今吉先輩は大きな声で誠凛さんに声をかけていた
桃「タオルとか噛ませてくるね」
赤「あぁ…」
いいアイデア!とか思ったんだけど……
噛んだら噛んだで大変なことになった
あ「……ふっ……ぐぅ……ん〜〜〜〜〜っ!ふぅ〜っ!……っ……〜〜〜〜〜!!!!」
実「さつきちゃん!今すぐにタオルを外して!ここにはザ、健全な思春期男子しかいないのよ!!!」
桃「了解ですっ!」
急いで口から外した。大ちゃんときーちゃんが「えっろ」とか言ってたからテツ君が殴ってた
黒「口を慎んで下さい、2人とも。言いたいことは皆が分かりますがここには女性が3人いるんです。少しは考えて下さい」
テツ君……!かっこいい!けどね、けどね!ヒットしちゃって2人ともそれどころじゃないよ!
相「はいっおしまい!」
あ「……痛いです」
目に涙を溜めたAちゃんは、文句をいいながらもお礼を言っていた
あ「しばらく起きれそうにありません」
赤「そのまま寝てるといいよ」
あ「……そうします」
パチッと目を閉じると、直ぐに規則正しい寝息が聞こえてきた
毛布をかけると、毛布ごとギューと丸まった
桃「私も寝てもいいですか?」
相「私も寝ようとしてたわ;」
2人で苦笑いし合うと、Aちゃんを真ん中に横になった
あ「……もーふ…」
桃「え?」
Aちゃんはのそのそと起き上がると、畳んでかけてあった毛布を3人でかぶるように広げた
相「……ふふっ、無意識ねこの子」
桃「そうみたいです」
パタリと倒れて、また寝始めた
目を閉じると、緊張と不安で疲れたのか直ぐに意識が途切れた
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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時