【黒バス】私は、大丈夫。だから……ね。【赤司征十郎】

／帰るんです。５６ ページ17

バグって言われると、まるで私が人じゃないみたいじゃんか〜！




あ「うぐ〜……いったぁ……」




なんだよ、修整って。頭痛いんだけど




花「っ…大丈夫かい？」




あ「……」




は、は、は、花み……花宮さんが……あ、頭を…撫でてる……だと！？




ただ、やっぱり何とも言えない視線が集まるのね




ただ、やっぱり頭撫でられるの気持ちいいのね




しばらく黙ってると、頭にあった手が止まり頬に降りて、むにっと抓まれる




花「……お前、もう痛くないだろ。頭…」




あ「……バレましたか」




目の前で困ったように笑った花宮さん。吐血です。イケメンです




あ「なんか、私はお助けマンに昇格したみたいですよ」




赤「そ…のようだね」




赤司さんの持っているビー玉の上にはボウッと「月下A」の字が浮かんでいた




あ「私はとうとう人外ですか。そうですか……てゆーか、職員玄関……開いてたんですね！」




木「外からなんか入って来たのかもな！」




あ「化け物ですかね！もう一つあるんですけど、足のない女の人倒したはずですよね！私が最初に！」




福「倒し方が違うんじゃないのか？ほら、足を見つけるって書いてある」




黒「両足が何処かにあるんですね。太股からブツリと切れてる足ですか」




高「ソイツも倒したらビー玉ゲット出来そうだな」




あ「……」




皆さん、のほほんとエグい話をしている。止めてあげて。特に火神さんが可哀想だよ




あ「赤司さん、職員玄関って１階にあったんですか？」




赤「あぁ、桐皇が見てくれたよ。それに玄関も開いていたらしい」




若「なんか、気味の悪いドアだったよな」




桜「ですね。そこから出るといつの間にかそのドアから中に入ってて……って説明下手くそでスミマセン！！！」




あ「え、いや、え、と……分かり易かったですよ？え、え…っと……ご、ごめんなさい……」




な、なんで謝られてるんだ！？どこに謝る必要が……！？もしかして私の顔が変だった！？




桜「い、いやっ！本当に僕なんかがスミマセン！スミマセン！」




そこでハッと思い出す。そう言えば、桜井さんって……




両手を降って苦笑いした




あ「赤司さん。次の探索は……」




赤「一先ず休憩だ。特にお前がな。ほら、マッサージしてもらうんだろう？」




あ「……げっ」




相「さぁ〜Aちゃん！お、い、で？」




全力でお断りしたい。

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