【黒バス】私は、大丈夫。だから……ね。【赤司征十郎】

／帰るんです。５４ ページ15

Aside




じ、地獄の痛み……




思い出すのは漫画のものと、アニメの木吉の声




あ「い、い…嫌……です……！痛いの嫌です！」




相「なら、寝る」




ポンポンとマットを叩くリコさん




あ「……っ！わ、私より黄瀬さんの方がきっと絶対に疲れています！ね！黄瀬さん！」




黄「いや、疲れてるけど！」




あ「ほら！」




黄「ちょっと待つっス！なんで俺なんスか！」




あ「黄瀬さんは全体的に理不尽な立ち位置でしょう！？後、霧崎第一のザキヤマさんも！」




山「山崎だ！」




あ「山崎さん！」




山「言い直すな！！」




黄「どういうことっスか！！！」




あ「立ち位置、大事！役目、果たせ！それが、黄瀬さんです！」




黄「エースと上手くかけてるのかもしれないけど、おかしいっス！！！Aっち！」




あ「キタコレ！」




「「「「「来てねーよ！！！！！」」」」」




各校約１人ずついるであろう、ツッコミの立ち位置の方々の声が綺麗にハモった




あ「…で、ビー玉の話なんですけど」




「「「「「「「おいっ！！！」」」」」」」」




桃「Aちゃんより、皆さんの方が疲れてますね;」




あ「…そうなんですね！じゃあ…」




相「さ、Aちゃん。話しておいで、ちゃんと“ここ“に戻ってくるのよ？……分かった？」




ひぃぃっ……！




あ「ワカリマシタ！」




皆さんが集まっている所に行くと、赤司さんがまた手招きをしていた




あ「……手招き……」




青「ぶふっ……っ」




青峰さんが、口元をおさえて懸命に笑いを耐えているが、肩がプルプルしている




赤司さんの隣に座って少し考えてから口を開いた




あ「……先程も言ったように、水色は黒子さん。緑は緑間さん。紫は紫原さんです。石膏さんは、彼らが基準だと言っていました。その３人に共通点はありますか？」




多分、帝光の１軍かキセキの世代…とか？でも、黒子さん含めると、スタメンとか……？




赤「……ふむ。彼らは帝光中出身で、同じコートに立っていたよ」




あ「……では、６人いますか？」




その言葉に、殆どの人が息を呑んだ




花「６って言うのは、放送で１時間目と言っていたからか？」




あ「はい。課外や部活は含まれないでしょう。もし、含まれるのならば……７人とか、その３人と同じの何かがある８人です」




そうなれば……桃色と赤黒い色だろうか……

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