/帰るんです。50 ページ11
ふぅ、と落ち着くと「笑い過ぎだ」とムッとした顔で赤司さんに言われた
実「可愛らしい笑顔ね」
あ「実渕さんには負けますよ」
葉「いや、それはねぇーしょっ!」
根「コイツ男だぞ」
実「ちょっ、男でもいいじゃない!ね、黛さん!」
黛「さぁね」
わちゃわちゃとしたやり取り、洛山でもするんだ…
実「も〜!いいわ、Aちゃんが可愛いって言ってくれたもの」
あ「大丈夫です。カッコイイところもありますが、私には可愛いが勝ってます。実渕さんは綺麗な顔立ちをされてるので」
葉「えぇ!かっこいいは分るけど……冗談でしょ?」
あ「冗談は苦手ですので…本気ですよ。赤司さんもそう思いませんか?」
赤「あぁ、綺麗な顔立ちは珍しいだろう。本当に何処までも黒子にそっくりだな」
あ「身長一緒っぽかったですしね」
遠くで「月下さん」と言う声が聞こえて、ジトーとした視線を感じたのてパッと後ろを振り返る
あ「……何処にいるんです……てゆーか、私。影薄くないです」
赤司さんに視線を戻すと、苦笑いされた
黒「ここです。馬鹿にしてますか」
あ「……………やっぱり、私。影薄くないっ…でふ。なにしゅるんでふか」
ムニ、と両頬を軽く引っ張られた
黒「お返しです。それに僕、まだ背伸びます。なので覚えておいて下さい」
あ「いやでふよ。面倒くはい……黒子しゃんは黒子さんでしゅ。それでいいじゃないでふか」
てか、そろそろ離していただけないだろうか……痛いし、恥ずかしいんだけども!
黒「…そうですね。あ、もう一回僕の事呼んでみてください」
あ「……」
黒「……」
あ「……」
黒「……」
あ「…黒子しゃん。もうしょ……そろ…し……そろ……離して欲しいんでしゅけど……」
黒「ふっくくくっ…そうでふね、今離しましゅ?」
グーと眉間にシワを寄せた。コイツSだ。分かっててやってる!
相「こらこら、女の子いじめちゃ駄目でしょ黒子君。いくらAちゃんの表情が少し表に出たからって遊ばないの!」
黒「……すみません、つい」
ポリポリと頬をかいた黒子さん
リコさんがペリッと絆創膏のテープを剥がすと、私の頬にペタッと貼ってくれた
あ「ありがとうございます」
相「いいのよ。それよりAちゃん、眠いんじゃない…?」
……え?
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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時