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/帰るんです。41 ページ2

あ「あ…ココ、2棟だったんですね」




グルリ、と周りを見渡せば特別教室があった




黄「じ、じゃあ俺らまさか……ここまでアイツらに連れてこられたんスか?…うわぁ……」




あ「…です……ね。てゆーか、放送室って生徒棟にあるものだと思ってました」




実「へぇ。Aちゃんの学校は生徒棟にしか放送室がないのね」




あ「え」




赤「確か中学にも今の高校にも、棟ごとにあったな」




ふむ、と思い出すように赤司さんが言った




あ「豪華……私の所は、生徒棟の階ごとにありました」




黄「階ごとっスか?俺らの高校は1つしかねっス」




お互いの放送室の場所でこんなに盛り上がるものか…




カラーン、コローン




ズルッ…ズルズル……ズズズッ…




赤「おや。挟み撃ちかな」




黛「たまたまだろ」




葉「うおぉっ!化け物だよ!見て見て永ちゃん!」




根「おぉ。匍匐前進であの速さか…いい筋肉だ」




あ、黄、実「「「そんな呑気なこと言ってる場合じゃ/ないです!/ねぇっス!/ないわよ!」」」




見事に3人の声がハモった




前後には白いキツネ面の男と足がない倒したはずの女の人




横には、生徒棟と3棟に続く廊下




急ぎましょう、と声を出そうとした瞬間、赤司さんに引っ張られた




あ「うわっ!?」




頬に冷たい感覚が走る




それと同時に、2体の化け物はスピードを上げて迫って来た




赤「お前らは体育館まで走れっ!月下はコッチだ!」




またグイッと引っ張られて、3棟に向かって走る




赤「ここに入ろう」




ガラッと開けて、先に入ったところは美術室




きっと、上手く足が動かなかった私を見て走って撒くのは難しいと判断したのだろう




鍵を閉めた赤司さんは一息ついた




赤「大丈夫かい?」




あ「は……い」




やっぱり慣れることなんかない。いつ見たって怖い




赤「…大丈夫だ。俺が守る」




頭にポンッと手が乗ってクシャッと撫でられる




驚いて顔を上げると、優しく目を細めて笑っている赤司さんと目が合った




あ「っ……///」




思わず顔をしたに向けて、コクコクと頷いた。か、カッコよすぎ…




つか、どストレートに「守る」とか……恥ずかしくないのか。わざとかよ




あぁ…でも、ちゃんとお礼言わなきゃ……




あ「あの……」




赤「…?どうしたんだい?」




不思議そうな顔の赤司さんを見る




あ「…ありがとうございます。凄く、安心します」

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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます! (2016年5月7日 21時) (レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い!赤司最高! (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい!!!もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!!! (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ!頑張ってください! (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました!続きが楽しみです!更新、頑張ってください!!!!!! (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年10月31日 8時

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