／帰ります。８ ページ10
青「オマエ、バスケ出来んだな」
あ「お前じゃくて、月下Aです。バスケ出来ます……そこそこ」
青「ハッ、優勝した奴がよく言うよ……」
あ「バスケは１人でやるものではありません」
青「っ……そうかよ……ったく、何処までテツにそっくりなんだよ」
頭をガシガシと掻きながらボソッと呟いた
ノートとボールをしまって、一息つく。チームメイトは巻き込まれていないだろうか…？いや、こういうのは私だけか……
赤「月下さん、こっちに来てもらってもいいかい？」
声のした方に目を向けると、赤司さんが手招きしていた
あ「…魔王の手招き……」
青「ブッwwwww」
にこやかに手招きされる。パッと見可愛いのだが、なんか怖い
あ「今行きます」
タタッと小走りで行くと、今度は猫被りとサトリの間という何とも最悪な場所に座らされた
花「君は、ここからどうしたら出られると思う？」
あ「……………………ハッ！えと、分かりません」
今「今、何考えてたん？」
あ「いや、名前通りの人だなぁ…と、思ったんです。花宮真さんですよね？」
……ただ、猫被りの部分はあまり知らなかったので「うわ〜……」となっただけだが;
花「ハハッ、そうだよ。ありがとう」
ニッコリ、と笑った花宮さんに何とも言えない目線が集まる
出来れば、猫被りを続けていただきたい。何か言われたら、もう精神的に疲れる
あ「どうかしたんですか？」
今「い〜や、なんでもあらへん。話戻そ〜や……」
すると、赤司さんの空気がピリッとしたものになった
赤「俺はどうも回りくどく聞くのが苦手でね。単刀直入に聞くよ、月下さん。……君がココに俺達を招いた主犯かい？」
あ「っ！……違います」
両手をギュッと握った
赤「では何故、俺達見知った同士がいるのに、君だけが外れているんだ？」
あ「知りません」
赤「君も俺達も試合をしていた。俺達にはその試合を見ていた人達も来ている……のに、君のチームメイトがいないのはどう思う？」
あ「……おかしいです。けど、巻き込まれなくて良かったです」
赤「そうなると、余計に君が怪しいんだが」
目線をふと逸らしてしまった
よく、こういうパターンの人が疑われて、それでも頑張る人がいるが……
これは、ちょっと……てか、結構…辛いかも
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プリン大好き - え、なにこれ最高かよ（真顔） (2019年8月18日 16時) (
レス) id: 1e5ecb78ba (このIDを非表示/違反報告)
黒海(プロフ) - 好きです。もう、20回以上読んでます。愛してます！(ｗｗｗ) (2017年6月19日 23時) (レス) id: 5300eba67f (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いしもっと続きが気になります！続編楽しみにしています！ (2015年10月25日 3時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
ひばな@腐★ - 続編楽しみにしてます！ (2015年10月24日 22時) (レス) id: 4b7d5194ff (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編楽しみにしてまーすっ!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 8478a5faa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠りん
| 作成日時：2015年8月22日 22時
