【黒バス】私は、大丈夫。だから……【赤司征十郎】

／帰ります。６ ページ8

なんか、順に自己紹介をしてくれたけど……




あ「すみません。覚えきれないんですが……」




真っ赤な嘘だが……




数人が「だろうな！」と言ってくれた




その後に、また少し主将と頭脳派で話し合うことと、探索に出ることと、化け物のことについて簡単に説明した所で、一先ず解散となった




皆は各高校で固まっている




ん〜……端っこに行こう




壁に寄りかかるようにして、ストンと座った




大会の疲れは全くないし、空腹もない。まぁ、生理現象はなくて好都合だが……




やる事がこれと言ってないし、度々視線が気になるし、コソコソと話されるのが嫌になったので、耳にイヤホンをつけてノートを引っ張り出した




ノートは、今日の試合記録を残すためのと、反省点諸々をまとめる。それを元に、ゾーンプレスの難点や、攻め方を改める




床にノートを置いて、書き込んでいく




グルグルと考えていると、パッと片方のイヤホンが外れた




黒「あの」




あ「………………影薄いですね」




黒「よく言われます。驚かないんですか？」




あ「驚きで声が出ませんでした。あの、いきなり湧くの止めてください」




黒「虫ではないです」




あ「えっと…………あ、黒子……テツ君？さん？」




さつきさんが、黒子の自己紹介の後に「テツ君」と言っていたのを、使わせてもらう




黒「黒子テツヤです」




あ「あ、はい。髪の毛の色と関係ないんですね」




黒「髪の毛……？」




え、自覚なしか。あの色のスルー率の高さは、まず自覚の問題だったか




あ「ほら、さつきさんでしたら桃井の「桃」……とか……後は……赤司さんでしたら「赤」とかです！」




黒「あ……何故でしょう？」




自分の髪の毛を見るように、上を向いた黒子さん




あ「あ、あと一人。虹村さんです！虹です、虹！真っ黒ですね」




黒「……髪の毛が虹色……なんか、もう人髪じゃないですね」




あ「黒髪はカツラとか…あ、でしたらリコさんのズレてるってそういうこと((ﾍﾞｼｯ 痛い！」




虹「カツラじゃねぇーよ、タコ」




あ「あっ！レインボー先輩！」




「わざとかテメェ…」と言いながらギリギリと頭を掴んできた




あ「いたたっ、じゃあ、もっと熱くなれよ！」




虹「じゃあ、じゃねぇ！「しゅうぞう」違いだ！」




あり？こっちでも、松岡サン有名なんですかね




取り敢えず、面白いメンバーですね

／帰ります。７→←／帰ります。５

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す