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/帰ります。4 ページ6

相「だんだん、近づいてっ……!」




桃「速いっ……!」




顔面蒼白で、泣きそうな顔だ




あ「提案です。こーゆーのって、叫んどきましょう!いきますよ?せぇっ〜の!」




「「キャァァァアアアアア!!!!!」」




おっふ。ハリウッド並みの悲鳴デスネ。スッゲー;




すると、体育館のドアが開いて中の誰かが叫んでいた。すまん、反射で真っ黒。某探偵の犯人みたいだ




あ「知り合っ…です、か!?」




桃「こっえ……から、してっ!知って、る!」




黒バスフラグね、オーケー!嫌な予感しかしないよ!




バッと中に入れば、沢山の視線を集めた




ぐるりと見渡して、叫ぶ




あ「すみません!ボールください!」




水色の彼が驚いていたが、胸の位置にパスをくれた




出来る。出来るさ…!




利き腕をグッと引いて、指だけを曲げ、下に向ける。足も引いて、溜める




ボールが来たら、押し出すように腕を回転させながらぶん殴る




あ「っく…!」




回転しながら、物凄いスピードで飛んでいったそれは、見事に化け物に当たった




血飛沫とか飛ぶかと思ったが、当たった瞬間に光る粒になり、キラキラと消えていった






相田side




彼女……Aちゃんが、黒子君の加速するパス・廻で、化け物を倒した




その光景に驚いていると




あ「…演出でしょうか?」




何とも気の抜けた感想を言った




相「違うでしょ、アホ」




あ「あたっ…」




ペシッと軽く叩くと「あ、怪我とかありませんか?さつきさんも!」とアタフタとしていた




桃「私は平気!Aちゃんが守ってくれたし!」




相「私も大丈夫よ。Aちゃんのおかげだわ!」




すると、目を見開いてから恥ずかしそうに頬をかいた




その中で「すみません」と凛とした声が響いた




赤「君は誰だ」




あ「あ、月下です」




立っていたほとんどの人が、ズコッとなった




聞いた本人は、驚きの返しに少し戸惑っていた




高「ちょっwwブフッ…!普通、怪しむでしょ!警戒するとかwwwあの赤司が困ってるwww」




あ「えっと…困る…?あ、ボールですか?取ってきますね」




何を勘違いしたのか、パタパタと先ほど使ったボールを取りに行き、戻って来た




相「Aちゃん。ズレすぎだわ;」




あ「カツラですか?」




はぁ……と盛大な溜息が体育館に響いた

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プリン大好き - え、なにこれ最高かよ(真顔) (2019年8月18日 16時) (レス) id: 1e5ecb78ba (このIDを非表示/違反報告)
黒海(プロフ) - 好きです。もう、20回以上読んでます。愛してます!(www) (2017年6月19日 23時) (レス) id: 5300eba67f (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いしもっと続きが気になります!続編楽しみにしています! (2015年10月25日 3時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
ひばな@腐★ - 続編楽しみにしてます! (2015年10月24日 22時) (レス) id: 4b7d5194ff (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編楽しみにしてまーすっ!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 8478a5faa8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年8月22日 22時

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