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/帰ります。31 ページ33

黒子side




黒「火神君。いい加減、僕の後ろに隠れるのやめて下さい。歩きにくいです」




火「っぐ……すまねぇ」




その体格、見た目で怖がりとは……




あれから海常高校の皆さんと別れ、図書室である本を見つけた




図書室は、本当に異様な光景だった




本棚はあるのに、本が一つも置いていなかったのだ。けど、机の上にポツンと置かれた新品の本だけが取り残されたように置いてあった




恐る恐る近づき、本を開くと、化け物についてのことご書かれてあった




伊「お助けアイテムだな」




木「あぁ。既に体育館が一番大きな“お助け“だからな」




日「ただ、血文字っつーのが気味悪ぃよな」




そして、今まで会ったであろう化け物しか載っていなかった




すると、ブルッと手にあったその本が震えた




黒「わっ……」




火「なっ、なんだよ?」




黒「今……本が動きました……」




ペラッと捲ると、新しいページが出来ていた




日「……白いキツネ面?」




赤が好きで、白い着物を赤くしたいらしい。だから、手にはいつも銀色のナイフ。倒し方、着物を赤く染めてあげる




火「赤……く……?」




伊「な、ま、待てよ……今出てきたってことは……海常がソイツと会ったんじゃないのか!?」




体育館に戻ろうとした足を止めて、3棟を振り返る



すると……




笠「なっ、誠凛!?お前ら!走れ!!!」




黒「見事に連れてきてくれましたね」




日「のんきな事言ってんじゃねぇー!オメーは、さっさと走れ!」




海常の人たちは、顔にか擦り傷をつけていたり、服が破けていたりしていた




火「っ!黄瀬とAは!?」




火神君がそう言ったとき




「やめてぇぇええええ!!!!」




黒「っ!月下さん!」




小さいが、叫び声だった




笠「っ!?」




森「笠松!今戻ったところで、アイツに殺されて終わりだ!俺達は今、太刀打ちできる武器もない!」




小「早川、大丈夫だ。落ち着け」




早「……っス!」




木「早く戻ろう!」




グンッと皆のスピードがあがった

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プリン大好き - え、なにこれ最高かよ(真顔) (2019年8月18日 16時) (レス) id: 1e5ecb78ba (このIDを非表示/違反報告)
黒海(プロフ) - 好きです。もう、20回以上読んでます。愛してます!(www) (2017年6月19日 23時) (レス) id: 5300eba67f (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いしもっと続きが気になります!続編楽しみにしています! (2015年10月25日 3時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
ひばな@腐★ - 続編楽しみにしてます! (2015年10月24日 22時) (レス) id: 4b7d5194ff (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編楽しみにしてまーすっ!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 8478a5faa8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年8月22日 22時

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