【黒バス】私は、大丈夫。だから……【赤司征十郎】

／帰ります。１８ ページ20

『フフッ……そうそう。そこの女は置いて行くのよ……？逃げられちゃ嫌だわ……それに、その女はこの世界では邪魔だわ』




あ「え……」




戻ろうとした足を、ピタッと止めた




紫「……じゃあ、俺も残るし……」




劉「頼んだアルよ」




紫「ん……」




アレックスさんがいる檻の傍で待ってることになった




紫「さっきの邪魔ってどういう事だし〜」




『そのまんまよ？』




私が邪魔者？意味がわからない




それ以上、何かを聞いても不気味に笑うだけで答えてくれなかった









氷室side




バンッと体育館の扉を開けて、叫んだ




氷「赤司！」




赤「っ！どうかしました……紫原と月下さんは……？」




氷「実はっ……！」




その時、ポンと肩に手を置かれた




福「俺が話す。落ち着け氷室……混乱するのも無理はないが……」



氷「はい……」




火「タツヤ……！」




タイガが困惑している。俺が取り乱しているのに驚いたんだろう




それから、福井先輩が丁寧に説明してくれた




説明している中、桐皇と誠凛の目つきは険しくなっていた




今「なんで女子なんや……それに、なんで連れて行かなあかんねん」




岡「……氷室の……氷室と火神の師匠の……アレックスさんが人質になっとるんじゃ……」




火「なっ……」




ざわついた声を、一人の声が止めた




相「私行くわ」




日「ばっ……何考えてんだよ！」




相「アレックスさんは恩人よ！？それに、火神君の大事な師匠じゃない！……ごめんなさい、日向君の言いたいことは分かってる……けど……」




黒「カントク……」




桃「わっ、私も行く！」




若「はっ？オマエまで……！」




桃「話聞いている限り、一番危ないのAちゃんです！Aちゃんは、私を守ってくれた！怪しい人じゃないもん！だからっ……」




２人が立ち上がって叫んだ




青「……はぁ、こうなると引かねぇぜ…さつきは……だから、赤司……プールに行かなきゃいいんだろ？だったら、俺を近くまで行かせてくれっ」




火「俺も行かせてくれっ！」




皆の視線が赤司に集まる




赤「……分かった……頷くには気が引けるが、その思いを無視するほど落ちぶれてはいない。青峰と火神、陽泉の皆さんは近くまで行き…待機してください」




今は別のチームとはいえ、元チームのマネージャーを赤司だって行かせたくないだろう……




氷「……ありがとう」

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