【黒バス】私は、大丈夫。だから……【赤司征十郎】

／帰ります。１３ ページ15

桃「Aちゃん、こっち来て」




連れてこられたのは、ステージのカーテン裏




相「一番に痛いとこってどこ？」




あ「えっと、右腕とお腹です」




さっき、捲った場所に湿布を貼ってもらう




お腹の所を捲ると、脇腹に痣が出来ていた。うわ、見るだけでもっと痛くなるんだけど




桃「わ……何が…あったの？」




あ「被服室に行ったら、大量の人形に襲われました。けど、何処かの鍵も手に入りましたし、たいした怪我ではないので……」




相「バカ！貴女は女の子なの！痣残したら承知しないわよ？」




あ「うっ……すみません」




相「っにしても、良い数値だわ〜」




え、見てるんですか




あ「数値……？」




桃「あっ！リコさんは、体格を見れば身体能力が全て数値で見えるんだよ！」




あ「へぇ、凄いですね！」




相「そう？……っと、よし出来た……無理しないでね？」




あ「はい」




綺麗に貼られた湿布。素晴らしいよね！私がやったら……まぁ、不器用なもので;




桃「…っくしゅん！」




相「大丈夫？パーカーだけじゃ寒いでしょう？私はもう借りてるし……」




改めて見ると、萌えそで可愛い！ブカブカだね！あ、もしかして……日向さんのだったりして……ムフフ……




ハッ！今は置いておこう




あ「では、私の着ますか？中に長袖来てますし……サイズは少し大きいかも知れませんが」




さつきさんが、遠慮しているので強引に肩にかけた




あ「さつきさんも、女の子です。無理をしてはいけません。もし、寒かったらバッグの中にタオルケットもあるのでソレを貸します。リコさんも遠慮なく言ってください」




冬場に会場は寒いからね。モコモコタオルが手放せません




桃「うん、ありがとう」




相「ふふ、そうね。寒くなったら言うわ！」




よし！




すると、さつきさんと相田さんが赤司さんに呼ばれた




さつきさんは、まとめとかするんだろうな〜。リコさんも！




なんかもう、できる女子！って感じだよね。料理はスルーで




スポバがある位置に戻り、腰を下ろす




心臓が脈打つのにあわせて、トクントクンと痣が痛む




高「Aちゃん、大丈夫…？」




あ「わっ、高尾さん！大丈夫ですよ。２人が丁寧に湿布を貼ってくれました」




高「そっか」




すると、高尾さんも私と同じように腰を下ろした

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