検索窓
今日:16 hit、昨日:23 hit、合計:266,165 hit

/帰ります。12 ページ14

Aside




呼吸が落ち着いてきた所で、一旦戻ろうということになった




あ「あの、ありがとうございました」




何十cmも上にある顔を見上げる




緑「フンッ、桃井を守ってくれた礼だ」




あ「……そうですか」




いや、顔を赤くしながら言われてもね




高「その、直ぐに助けなくてごめん……」




私の服の袖をクイクイと引っ張って、謝った




行動がいちいち可愛いんですが……涙目ですか。狙ってるんですか?




あ「なんで謝るんですか?高尾さんの行動も別にいいと思います。それだけ、仲間思いなんですから」




高「でもっ……」




あ「もし、私が高尾さんの立ち位置だったら、そういう行動とると思います……」




宮「いや、そうだとしても……」




あ「はぁ……私がいいと言ったらいいんです。それに、赤司さんも仲間思いの人ですよね。ここにいる皆さんは、優しい人です。なんか、チームメイトに会いたくなってきました」




頭の中に浮かぶ顔を思い出して、泣きそうになる




高「じゃあ、俺が仲間ね〜!寂しくね〜よ!」




ガシッと肩を組まれた




緑「単純だな;」




高「え?真ちゃんも入るって?www」




緑「入るのだよ」




あ、高「「え」」




緑「も、もう言わん!」




とか言いつつ、ワシャワシャと頭撫でるのは照れ隠しですか。ツンデレ極めてるんですか




大「何がどうあれ、すまなかった。俺も入れてもらおうかな」




宮「なら、今度無茶したら轢く。木村ん家の軽トラで」




木「ここを出れたらな」




あ「え゛…ちょ、木村さん!止めてくださいよ!てゆーか、未成年は乗れません!」




ワーワーと言い合っていると、体育館の渡り廊下まで来ていた




高「お〜、光にちょー安心!」




あ「そうですね」




ガラガラッと音を立てて、体育館に入るとさつきさんが走ってきた




桃「Aちゃ〜ん!!!」




あ「わっ、い゛っ!?」




ズキン、と腕とお腹が痛んだ




今思えば、全身痛い気がする




桃「ど、どうしたの……?」




袖を捲ってみると、なんとあざが出来ていた




高「それ……もしかして……」




あ「……どんだけ殴ったんでしょう?燃やしてやりましょうか」




緑「お、落ち着くのだよ;」




はぁ……痕できたらどうしよう




相「赤司君!湿布もらってもいいかしら?!」




わっ、なんかせっせと準備してくれる……流石だ……

/帰ります。13→←/帰ります。11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (207 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
434人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

プリン大好き - え、なにこれ最高かよ(真顔) (2019年8月18日 16時) (レス) id: 1e5ecb78ba (このIDを非表示/違反報告)
黒海(プロフ) - 好きです。もう、20回以上読んでます。愛してます!(www) (2017年6月19日 23時) (レス) id: 5300eba67f (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いしもっと続きが気になります!続編楽しみにしています! (2015年10月25日 3時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
ひばな@腐★ - 続編楽しみにしてます! (2015年10月24日 22時) (レス) id: 4b7d5194ff (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編楽しみにしてまーすっ!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 8478a5faa8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:悠りん | 作成日時:2015年8月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。