/帰ります。12 ページ14
Aside
呼吸が落ち着いてきた所で、一旦戻ろうということになった
あ「あの、ありがとうございました」
何十cmも上にある顔を見上げる
緑「フンッ、桃井を守ってくれた礼だ」
あ「……そうですか」
いや、顔を赤くしながら言われてもね
高「その、直ぐに助けなくてごめん……」
私の服の袖をクイクイと引っ張って、謝った
行動がいちいち可愛いんですが……涙目ですか。狙ってるんですか?
あ「なんで謝るんですか?高尾さんの行動も別にいいと思います。それだけ、仲間思いなんですから」
高「でもっ……」
あ「もし、私が高尾さんの立ち位置だったら、そういう行動とると思います……」
宮「いや、そうだとしても……」
あ「はぁ……私がいいと言ったらいいんです。それに、赤司さんも仲間思いの人ですよね。ここにいる皆さんは、優しい人です。なんか、チームメイトに会いたくなってきました」
頭の中に浮かぶ顔を思い出して、泣きそうになる
高「じゃあ、俺が仲間ね〜!寂しくね〜よ!」
ガシッと肩を組まれた
緑「単純だな;」
高「え?真ちゃんも入るって?www」
緑「入るのだよ」
あ、高「「え」」
緑「も、もう言わん!」
とか言いつつ、ワシャワシャと頭撫でるのは照れ隠しですか。ツンデレ極めてるんですか
大「何がどうあれ、すまなかった。俺も入れてもらおうかな」
宮「なら、今度無茶したら轢く。木村ん家の軽トラで」
木「ここを出れたらな」
あ「え゛…ちょ、木村さん!止めてくださいよ!てゆーか、未成年は乗れません!」
ワーワーと言い合っていると、体育館の渡り廊下まで来ていた
高「お〜、光にちょー安心!」
あ「そうですね」
ガラガラッと音を立てて、体育館に入るとさつきさんが走ってきた
桃「Aちゃ〜ん!!!」
あ「わっ、い゛っ!?」
ズキン、と腕とお腹が痛んだ
今思えば、全身痛い気がする
桃「ど、どうしたの……?」
袖を捲ってみると、なんとあざが出来ていた
高「それ……もしかして……」
あ「……どんだけ殴ったんでしょう?燃やしてやりましょうか」
緑「お、落ち着くのだよ;」
はぁ……痕できたらどうしよう
相「赤司君!湿布もらってもいいかしら?!」
わっ、なんかせっせと準備してくれる……流石だ……
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プリン大好き - え、なにこれ最高かよ(真顔) (2019年8月18日 16時) (レス) id: 1e5ecb78ba (このIDを非表示/違反報告)
黒海(プロフ) - 好きです。もう、20回以上読んでます。愛してます!(www) (2017年6月19日 23時) (レス) id: 5300eba67f (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いしもっと続きが気になります!続編楽しみにしています! (2015年10月25日 3時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
ひばな@腐★ - 続編楽しみにしてます! (2015年10月24日 22時) (レス) id: 4b7d5194ff (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編楽しみにしてまーすっ!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 8478a5faa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠りん | 作成日時:2015年8月22日 22時