【黒バス】私は、大丈夫。だから……【赤司征十郎】

／帰ります。９ ページ11

体育館の中はシーンとしている




性格上、開き直り始めているのでそのままいこうと思う




あ「…まぁ、そうなりますよね。では、信じてもらうためにも…探索チームに入れて下さい」




あ、もう一つ…




あ「それに、チームメイトがいる人達には悪いんですが、私の仲間が今のところ巻き込まれなくて良かったって言うのは……今、私が一番に思ってることです」




ヘラッと笑って頬を掻いた。疑われることは分かっていたし……




赤司さんだって、チームメイトがいるなか…こんな、不審な奴を近づけたくないだろう。勝手だが、仲間思いには共感している




赤「へぇ……そうかい」




あ「はい！」




ニッと笑えば、少し目を見開くが直ぐに無表情に戻し、探索のことを話した




赤「各高校で行った方がいいと思っている。たがら、君はどこかの高校と一緒になるがいいかい？」




あ「はい、大丈夫です」




それからまた、集合して探索することと、今分かっているこの学校の構造を説明してくれた




・４階まである。屋上があるかは不明

・１階には教室はない。昇降口や何かしらの部屋があった

・２階には、３年生の教室

・３階には、２年生の教室

・４階には、１年生の教室

・特別教室を見た人がいないらしいので、何処かの階と繋がっているという推測

・何故か化け物は、体育館に繋がる渡り廊下の真ん中辺からコッチには来れない(長さ約５０m)




赤「以上のことから、まずこの学校の構図を知りたいので、特別教室の場所。１階の部屋の把握。職員室の場所。この３つをまず中心に探索してもらいたいです」




と言うことで……




あ「よろしくお願いします」




大「あぁ、よろしくな」




何処の高校と行くか。となった時、一番に大坪さんが手を挙げてくれた




高尾さんに至っては、遠くでは笑っていたが近くでよく見ると、目は全く笑ってなかった。つら




緑間さんと宮地さんは睨むし……木村さんは無表情




大坪さん、やっぱりよろしくしたくないです




そんな私の心の声は聞こえるはずもなく、渡り廊下を歩いて行く




緑「全く、赤司も何故怪しいヤツを入れるのだ」




高「まっ、敵だったら仲良くしときゃいいんじゃね〜の？」




あ「っ……」




大「高尾」




高「……うぃ〜ス」




高尾さんは、不満そうだったが黙った




今は、集中しよう。ほら、あと一歩で生徒棟だ

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