干物 22 ページ28
.
店内を出ると、外は赤く染まり始めていた。
「いい買い物できたー」
「よかったやん。」
半日歩き回って色々なお店を回って、明日用の服も買えたし、満足満足である。
一つ、文句を言うならば、ローカル線なのに人がいっぱいな所だ。
仕方ないといえば仕方ない時間だけれど。(帰宅ラッシュ)
帰省の荷物に加えて今日の買い物の紙袋もあり、すわってかえりたいところなのに椅子のひとつも空きやしない。
20分ほどこの状態が続くのはなかなかなものだ。
東京と思えば人の数はマシだけど。
それに、あまりあかない方のドアにもたれていられる。その上前にはさかちゃんがいて、人が入ってきても押されないようにしてくれているから快適である。
さかちゃんは無意識にやっているんだろうけれど、気づくよもちろん。
昔っからさかちゃんは変わらず優しいなと笑顔が零れた。
「そんなによかったん?」
「よかったけどそれとは別。」
「なんやなんや、急ににやけて気持ち悪いなぁ。」
「別にいいでしょ。」
138人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みや(プロフ) - すずさん» あああコメントありがとうございます!なるひろの絡みも好きです可愛いですよね(*¨*) どのキャラも活き活きしていて本当に好きです笑 (2018年12月19日 23時) (レス) id: d580707f2b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - ヲタ恋いいですよね!私はなるちゃんと宏嵩の絡みがめっちゃ好きですw花ちゃんもいいですよね (2018年12月10日 20時) (レス) id: 1ecb80634b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みや | 作者ホームページ:https://twitter.com/miyadao_orz?s=06
作成日時:2018年11月18日 22時