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そんなことを考えた時
_____ぽんッ
き、
貴「きゃあああああああああああ!!!」
なになに!?何が起きた、なんで肩に手をみたい感覚があるの?!
ゆっくり振り返ると必死に笑いを堪えながら
「なんだ、彼氏と別れたショックで次は女の子漁りかー?」
と言う銀さんの姿があった。
貴「い、いつの間にいたんですか!?てかそんな変人になった記憶はありませんが?どういう目と読解力をお持ちですか?馬鹿なんですか、馬鹿なんですね。」
銀「さっきドアから入ってきた。てかよー、普通に見たらそうなるだろ。」
銀さんの普通は普通ではないよね。
誰もその発想には至らないって。
貴「反論する気も失せました。」
銀「へーへー。で?仕事サボって何してんの?」
貴「サボってませんし、サボってるのは銀さんの方ですよね?」
銀「いや、俺今授業ないから。」
ああ、埒が明かない...
貴「もういいです。」
銀「おう、諦めろー。で?何してんの?」
貴「えっと、ですね。」
銀「なんだ?」
言ったら笑われそうなんだけど。
お前とは格が違い過ぎる子を見ても無駄だろ、とかって...
銀「何だ、やっぱりやましいこt「だー、違います!!!」 じゃあなんなんだよ。」
貴「..笑わないでくださいよ?」
銀「最善を尽くす。」
貴「じゃあ言わな」
銀「絶対笑わないので言え早く」
何故命令口調なのか、納得はいかないけど言わなければとんでもない誤解を解けない。
腹を括るか。(たかがこんな事とか言わないでw)
貴「えっと、簡単に申しますと髪を切ろうかなー、みたいな...?」
銀「へー。」
反応うっす!!!
聞いてきたくせにこれは無くない(涙目)
すると
銀「ショートにすんの?」
と聞かれた。
貴「と思ってたんですけど、自分昔からショートとは無縁だったので、似合わないかなーと思って。」
そう答えると、ふーんとだけ言って暫く考え込んで
銀「似合うんじゃね?」
貴「ですよねー、似合わないですよね...って、へ!?今なんて!?」
似合うだって?
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作者名:みや | 作者ホームページ:https://twitter.com/miyadao_orz?s=06
作成日時:2017年3月29日 15時