第77話 湖の攻防1 ページ22
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湖の辺りを歩いている
良いお天気で風も穏やか
更に
お昼ごはんも食べてお腹いっぱいな上に
ポカポカ陽気となれば
『ふあぁぁ〜』
海「Aちゃんって、アクビまで可愛いね」
『……見られた』
廉「隠す気なかったやろ」
『出るもんは出るんだから隠しようがないし』
………眠くもなるよね
紫「おんぶしてあげるから寝たら？」
『いや、そこまでじゃないから大丈夫。
ありがと』
湖に接する砂地は少し歩きにくいけど
眺めはとてもいい
ここだけ海みたいだ
違いはといえば、波がほとんどないだけ
静かな水面に太陽の光が反射してキラキラ光ってる
あ、魚が跳ねた
岸「水、冷てぇのかな」
神「触ってみたら？」
岸くんが水際にしゃがんで手を水に浸す
岸「おー、いい感じに冷た……うわぁっ」
玄樹くんに背中に乗っかられて岸くんがよろけて
そのまま両手両膝をつく
…………水の中に
玄樹くんは巻き込まれる前に逃げて無事
岸「うぉぉいっっ」
皆でお腹を抱えて笑ってて
玄樹くんは舌をぺろっと出してる
あ、あざと可愛い
ゲラゲラ爆笑してるうちに海人くんが足を水の中に入れちゃって、それを見て更に笑ってる廉の腕を引っ張り道連れに
何かスイッチが入っちゃった紫耀くんとジンくんは自分から飛び込んじゃって
玄樹くんは……行かないね、うん
『なんか、楽しそうだね』
玄「うん、あそこに混ざろうとは思わないけど」
『私も見てる方がいいかな』
水飛沫が掛からない所まで下がって
手招きしている彼らに手を振り返しながら
玄樹くんとまったり眺める
玄「結界、張っとこうか。
しばらく終わらなさそうだし」
『そうだね、着替えもするよね』
私が安定して魔法を使えるようになってからは
結界を張るのは玄樹くんと私の役目になった
その分、廉には戦闘中に思う存分活躍してもらう
休憩の時にも張るんだけど、今回は急に始まった休憩？なので、まだ張ってなかった
玄「あぁ、遅かったかも」
『……だね』
皆がバシャバシャしている水際は兎も角
水面は概ね穏やかだ
それにも関わらず遠くの方が不自然に水面が動いた
距離にして100メートルほど沖だろうか
え、速い
すごい勢いで距離を詰めてくる
『みんな、気をつけて！』
呼び掛けたのと皆が異変に気付いたのは
ほぼ同時だった
浮上してきたソレが水面から少しずつ姿を現す
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第78話 湖の攻防2→←岸ルート【 2 】岸side ─ 2
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レイ☆(プロフ) - ゆめさん» ご愛読ありがとうございます！この手の話を求めている人はいるのか心配だったけど喜んでもらえて良かったです♪ (2019年12月17日 17時) (
レス) id: d63f3b3fd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！大好きなキンプリとファンタジーの要素があってとても面白いです。 (2019年12月16日 20時) (レス) id: 6dc3131702 (このIDを非表示/違反報告)
レイ☆(プロフ) - おおたさん» ありがとうございます！ヒロインちゃん奪還のために動き出しましたよ！さて、どうやって助けるのか？お楽しみに！ (2019年11月30日 17時) (レス) id: d63f3b3fd4 (このIDを非表示/違反報告)
おおた(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!!エリサの思惑が気になるし、早くKing & Princeのみんなの元に帰してほしい… (2019年11月28日 23時) (レス) id: 788c2da8be (このIDを非表示/違反報告)
レイ☆(プロフ) - 名無し35453号さん» ありがとうございます！励みになります♪少しずつエリサの行動や思いも明らかになって行きます。ヒロインちゃんも早く合流させてあげたいー！ (2019年11月28日 19時) (レス) id: d63f3b3fd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ☆ | 作成日時：2019年11月26日 18時
