貴方と彼との学校紹介。瀬名side ページ11
職員室に用があって、行っただけ。
そしたら、佐賀美先生にAに学校を案内しろって言われた。
なんで俺が？って思ったけど、まぁ、A絡みなら、別にいいかなぁって思って。
昼休み。２ーＢ。あいつの教室。
あっ、いた。
机に突っ伏してるAを見つける。
「AAっている〜？」
いるのは知ってるけど、なんとなく。
名前が呼びたかったのかなぁ？
Aと同じクラスのやつを、牽制しときたかった。なんでだろうねぇ？
まぁ、Aって危なっかしいし…
学校紹介を佐賀美先生に頼まれたことを言うと、Aは、嬉しそうな顔をして、でも、すぐにいつもの顔になって。
「わかりました。」
行こうとしたら、ゆうくんと同じユニットの奴が、椚先生に頼まれたとかで、A学校案内するとか言ってきて。
先生達も、そこら辺の打ち合わせ、ホントしっかりやって欲しい。
「奇遇だね？俺は佐賀美先生にAに学校を案内してやれって言われて来たんだけど？」
すっごい黒い笑顔で言い放ってやった。
…でも、真緒っていう奴は、食い下がらなかった。チョーうざい。
Aが言うから仕方なく３人で行ったけどね。
うちの学校、広いから昼休みだけじゃ全部見れないと思ったら予想的中。
Aの姉、瑠衣の夢ノ咲学院レインボープロジェクトについては、昼休み後に蓮巳に言っておいた。すごい勢いで生徒会室に向かってったなぁ。
まぁ、そんなことがあって放課後も学校を案内したら、真緒ってやつが放送で呼び出された。
2人になったし、俺のお気に入りの場所。
屋上に、行くことにした。
屋上は、淡くて綺麗な青色の空が学園内で一番よく見える。
Aは、空をずっと見つめてた。口開けたまま。
Aの、宝石のような深い青色の瞳に映った空は、いつも俺が見てる空なんかより、ずっと綺麗で。
Aに見てたの気づかれたけど、なんとか言い訳できた。なんで気づくかなぁ。
もっと見てたかったのに。Aことを。
あっ、そういえば、これから瑠衣にKnightsのプロデュースしてもらうんだった。
瑠衣のプロデュース日なら、王さまもくるだろうし…
「あっ、この後Knightsのレッスンがあるんだけど…瑠衣がプロデュースする日だし、見学しに来ない？Aも仮にもプロデューサーでしょ？」
本当は、プロデュースを理由にもっとAと一緒にいたかったからなんて…
言えるわけ…ないよねぇ……………。
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優陸 - 碧翆さん» ありがとうございます!!これからも頑張っていくので応援宜しくお願いします！ (2019年7月23日 19時) (
レス) id: 0f4055743f (このIDを非表示/違反報告)
碧翆(プロフ) - すごく面白くて好きです！！！！更新頑張ってください！！！応援してます！！！！！ (2019年7月19日 20時) (レス) id: a5f7ab183f (このIDを非表示/違反報告)
優陸 - そまそまりつりつさん» なるほど。自分もその所は悩んでたので有難うございます！すぐに直しますね(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2019年7月1日 22時) (レス) id: 0f4055743f (このIDを非表示/違反報告)
そまそまりつりつ(プロフ) - ま〜くんは『凛月』呼びかと…… (2019年7月1日 21時) (レス) id: 179de70c1e (このIDを非表示/違反報告)
優陸 - 愛咲さん» ありがとうございます！これからも頑張っていくのでよろしくお願いします！ (2019年6月30日 20時) (レス) id: 0f4055743f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優陸 | 作成日時：2019年6月29日 13時
