地獄先生ぬ〜べ〜＊転校生のあの子は陰陽師!?＊

Act,04 ページ6

集会が終わった２年３組では、賑わいが凄まじかった。
それも、その筈。
美少女転校生が入るし、担任も新しくなるからだ。


？「やっぱり玉藻先生だよね〜！」

？「うんうん！」

？「近衛さん、美人だったな〜。」

？「彼氏とかいるんじゃね？」

？「いなかったら彼氏立候補しちゃおっかな〜！」


そして、教室の扉が開かれてそこに立っていたのは……。
鵺野鳴介と、近衛Aだった。


？「え〜、玉藻先生が良かった〜！」

？「近衛さん、マジ美少女!!!」

あ「…………。(このクラスでやっていけるかな…？爺様、もう既に不安です……。)」

ぬ「え、えっと、俺の名前は……。」


そう言って黒板に文字を書いていくと、男子にからかわれ、動揺したのか緊張したのか"ぬ〜"と書いてしまったり……。

キーンコーンカーンコーン×２

そうこうするうちに始業のチャイムが鳴り響いたのだった。
生徒は戸惑う鵺野に目もくれず、教室を出ていく。
Aは授業の準備を素早く済ませ、落ち込む鵺野に近付いた。


あ「鵺野先生。」

ぬ「あ……A………。」

あ「私は、鵺野先生が担任で嬉しいですよ。落ち込んだ時はおまじないを……。」


Aはポケットから金平糖の袋を取り出すと、鵺野に手渡した。


あ「じゃ、初授業に行ってきます！」


最後に笑顔を見せて、Aは行ってしまった。
だから、分からなかった。
鵺野が赤い顔で嬉しそうに金平糖を眺めていた事なんて。

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

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