地獄先生ぬ〜べ〜＊転校生のあの子は陰陽師!?＊

Act,23 ページ25

あ「ねぇ、美樹ちゃん。」

美「ん〜？」


今は、お化け屋敷の装飾をクラスの皆で作っている最中。
だが、そこに鵺野はいない。
Aは疑問に思っていた事を美樹に聞いてみた。


あ「何でぬ〜べ〜を参加させないの？」

美「だって私達、もう高校生だよ？教師の手を借りたくないじゃん。」

あ「広君が言ってた２年３組としての一生の思い出作りは……ぬ〜べ〜がいないと成り立たないよ？」

美「もー、それはいいから作っちゃお！」

あ「う、うん……。」


Aは納得のいかない表情のまま、提灯に色を塗っていく。
その時、教室に鵺野がやって来た。


ぬ「お〜、お前ら頑張ってるなぁ！」

あ「ぬ〜べ〜!!」


鵺野の姿を見た途端、Aは表情を変えた。


あ「ぬ〜べ〜、どうです？この提灯お化け！」

ぬ「おおっ、なかなか上手に出来てるじゃないか！」

あ「でしょ？」


そして鵺野は他の装飾を見て、改善の指摘をしようとしたら……。


克「ぬ〜べ〜は、黙って見てて！」

郷「そうよ。私達、高校生だよ？」

ぬ「…………っ。」

あ「ぬ〜べ〜………。」


ズキン、とAの胸が痛んだ気がした。
ただ分かるのは、傷付く鵺野の姿を見たくない、という事だけ。


あ「まこと君…法子ちゃん…ぬ〜べ〜を参加させないのは正しい事なの？」

ま法「｢………………。｣」


Aの質問に、まことも法子も、答えを出す事は出来なかった。


＊＊＊＊＊＊
フラグフラグ〜！Aさんの心にフラグをゲット！
ぬ「妙にテンション高いな……。」
書いてる私が楽しすぎてにやけてます。何も知らない人からしたら変人です。ドヤァ！
ぬ「開き直るな！」
何か喚いてるぬ〜べ〜は無視して……ぬ「無視!!?」……では、次回をお楽しみに！

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