傍観者でいたかった【D.Gray-man】4 (ページ24)

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142.助け隊集めページ24

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あの日から時間があれば
リナリーと一緒に過ごし

いろんな人とコミュニケーションをとって
リナリーの話し相手を少しずつ増やしていった

必然的に私も仲良くなってしまったんだけど

リ「今日はお昼からカナリアが
町に連れて行ってくれるんだけど
Aも一緒に行かない？」

１週間たったころには
私が居なくても大丈夫そうになっていた

うぅ、、、なんかちょっと寂しい気が、、、

『お昼からやりたいことがあるんだぁ
だからごめんね』

相変わらずご飯は一緒に食べるリナリー

リ「そっか、、、なら仕方ないね」

『誘ってくれてありがとう
カナリアと楽しんできて』

結構話せる人は増えたんだけど
リナリーのお気に入りはカナリアのようだ

ちっよこちょこ話しているのを見かける

これならアジア支部に行っても
心配なさそうだ

入団してからずっと
私は毎日のように室長にお願いをしていた

アジア支部に行きたいと

正直に理由なんて言えないから
そこは濁らせているんだけど、、、

そのせいもあってか
未だに許可が下りない

エクソシストはいつの時代も人員不足だから
遠くにやりたくはないんだろうけど

リナリーが昼からカナリアと出かけるのであれば
私はその間にまた室長に頼みに行こう

早くアジア支部に行きたい

せっかく私だけは未来を知っているのに
間に合いませんでしたじゃ意味がない

リ「A、、、？」

『ん？なに？？』

リ「何か考え事？
寂しそうな顔してたけど、、、」

寂しそう？！

そんな顔してたのか私、、、

『何でもないよ』

私ってそんなに表情に出る
タイプじゃなかったはずなんだけど

リナリーの観察力すごいなぁ

納得のいかないような顔をしているリナリー

その頭をなでなですると
嬉しそうに笑ってくれた

あ～、、、リナリーかわいいなぁ～

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