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リナリーside





私に向かって言っているわけではないはずなのに
Aの言ったことが胸にグサグサと刺さる




Aは本当に、、、記憶がないのかしら



そう思えてしまうほど
Aの表情や雰囲気は
入団した当初のものとは離れていた




AKUMAやノアは恨んでいても
人間は善と思っているチャオジーと


場合によっては人間の方が残酷だと思っているA



だからこそチャオジーの言うことは
Aが普段笑顔で隠してしまっている部分に触れて
嫌味のような言葉で返される




ア「あの、、、」




Aがチャオジーを睨み続ける中
私に近づいてきて小声で話しかけてくるアレンくん



ア「僕、Aの過去って
ファインダーに酷い扱いを受けてたってことくらいしか知らないんですけど
もっと他に何かあったんですか?」





リ「、、、、私も、聞いた話になるんだけど
Aが入団して1年くらい経ったころから
Aが治療するために戦場に行っても
ファインダーが断固として治療をさせなかったらしいの

それなのに、Aが仕事をしないと
上層部に訴えて

何とか受け入れてもらえるようにって
A自身は頑張ってたらしいんだけど
結局何も変わらなかったって」





Aに治療をさせなかったなんて
私は全く知らなかった



ただ、、、何となく
ファインダーとAの関係は
良くないってことはわかってた



でもいつもAは笑っていたから
そこまでひどい状況だとは思ってなかった




ア「でも、それってファインダーからすれば
損にしかなりませんよね?
だってAが治療しなかったから亡くなったファインダーだって
居たはずですし、、、」




リ「戦場でのファインダーの悪事が発覚した時に
兄さんが事情を聴いたら、みんな口をそろえて
《あんな偽エクソシストに触られたくない、それなら死んだ方がましだ》
ってそう言ったそうよ、、、」




記録的大敗でそれまでAをバカにしていたファインダーの
半数以上が無くなってしまったことと
Aの性格がいきなり変わって
それまでは何をされても、言われても
治療をしようとはしていたAが
ファインダーには一切治療をしなくなったことで
表向きは沈静化した



いまだに陰口で
治療をしてくれないと言うファインダーはいるみたいだけど
それは、、、自業自得、団体責任と言わざる負えない




教団のみんなは家族


Aもそうだろうって
事実を知るまでは思ってたんだ








.

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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年12月7日 15時

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