私の居場所【D.Gray-man】3

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表Aside





『消えて、、、、ッッ！！！』





私は治療でしか役に立てない



だからここで力を使い果たしてしまったって
何の支障はない




少し休めば
また治療できるくらいの力は回復する



だから目一杯の力をジャスデビに流し込んだ




今までで一番眩しい光に一瞬包まれ
すぐに消える




目を瞑っていた私が恐る恐る開けると
腕の中には何も残っておらず
静寂に包まれた





ア「、、、、A？」



みんなも眩しくて何も見えていなかったらしく
ジャスデビが居ないことに気づいてあたりを警戒しつつ
私に近づいてきた




『疲れたぁ〜、、、、』




私はというと
力の使い過ぎでその場にしゃがみ込む



慣れれば普通に使えるようになるんだろうか、、、？


自信がない




リ「ジャスデビは？」



『消滅したよ』



ア「消滅、、、？」



ラ「治療のイノセンスじゃない、、、か」




『私のイノセンスは時を進めるイノセンス、だから』




まだ状況をうまく理解できていないみんなは
ジャスデビの消失が信じられないらしい



服とかだけでも残っていたら
信じてもらえたのかもしれないけど
ジャスデビと仲良く消えてしまったため何も残ってない





ラ「なんで今まで治療しかしなかったんさ？」




『もしかしたらって、可能性に気づいたのか
江戸に向かう船の上だったし
もし間違えて力が暴走でもしたら仲間まで消滅しちゃうでしょ？
だから教団に帰って室長さんに相談してから試そうと思ってたの

今回はノアが私に触れてたからそのまま力を流せばいいって
最高の条件だったから試してみただけだよ

だって普段の戦闘で、基本的な体力しかない私が
AKUMAやノアに触れると思う？』



ア「触る前に死にますね、、、」




『でしょ』




いきなりだったけど
ノア相手に試すことができたのはよかった



これなら教団に戻って
ちゃんと特訓すれば私でも戦えるかもしれない



それに、私のイノセンスは教団に入団した時のまま
なんの加工もしていないから
科学班に相談すれば、戦闘に使いやすい形に
変えてくれるかもしれない




リ「これでAも私たちと一緒に
戦えるのね、、、、よかった」




リナリーの言葉に
引っ掛かりを感じたけど
それを聞こうとしたときに地面が揺れて


崩壊が近づいてきていることを
再確認した私たちは急いで扉を潜った




力を使い果たしてフラフラだった私は
クロウリーにおんぶしてもらった








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