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表Aside
カギの元まで小走りで向かって
空中で漂っているカギをキャッチする
ラビはどうやら私に気づいていないようだ
もしかして目に張り付いているやつのせいで
私が見えていないとか、、、?
そう考えると
もしかしたらカギも見えていないのではないかという
結論に達して
ノアが全くこちらに意識を向けていないのをいいことに
私は中央にあるドアらしきところに向かった
開けてしまえば先に進むなり
残って戦うなり
選べるわけだし
ドアにたどり着くとカギ穴に差し込んで回す
すると待ってましたと言わんばかりに
扉が勢いよく開いて、眩しいくらいの光が周りを照らす
ラ「へ?」
いきなり室内を照らした光に驚いて
みんなの視線が扉の方に向けられる中
ラビだけが唖然とした表情
ラ「A、、、?」
『え?開けちゃいけなかったの?』
ラ「いや、いいんだけど」
お互いが釈然としない表情で固まっている間に
アレンとクロウリーはようやく目視できたとノアに思いっきり殴りかかっていた
やっぱり見えていなかったらしい
ア・クロ「とりあえずっ
スッキリした!!」
見えてなかったのが相当苦痛だったらしい
ノアにやられてボロボロなのに晴れやかな表情を見せる2人
よくよく見ればいつの間にかみんなの目に張り付いていた
紫色のものはなくなっていた
またいつ戦闘が再開されるかわからないため
慌てて2人のところに行くと
2人の片腕を掴んでイノセンスで治療する
ア「ありがとうございます」
クロ「助かったである」
『いえいえ』
ケガは治ってもの服はそのままだから
見た目は相変わらずボロボロだ
クロ「わけのわからん手品には手こずったが
所詮こいつら自体は簡単だ、餓鬼共め」
普段の弱々しいクのとは違って
厳しい表情と口調でノアを罵倒するクロウリー
視線の先には、殴られて壁に当たり
本に埋もれて姿が見えないノア
これですんなり次にいければいいんだけど
どうもそうはいかなさそうだ
『、、、、これから本気ってところかしら』
ア「?」
本能で危機を悟る
それはアレン達、力を持つものではない
弱者だから感じられた不確定なものなんだと思う
私みたいに回復要員がいるわけでもないノアの方が
満身創痍のはずなのに
ノアの方を見た私は
さっと体中に鳥肌がたった
.
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ゆーな(プロフ) - 青魚さん» 初めまして!コメント有難うございます!!面白いと思って頂けて嬉しいです!亀更新ですが今後も是非覗いて下さい! (2020年11月8日 3時) (レス) id: ba73857385 (このIDを非表示/違反報告)
青魚 - 初めまして!何か面白い小説ないかと探していたらこの小説に出会って面白くて一気に読ませていただきました!Dグレ大好きなのでとても嬉しいです。お忙しいと思いますがゆーな様のペースで頑張ってください!こんな面白い作品をありがとうございます (2020年11月7日 20時) (レス) id: 15f10e7540 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - ダブルシュークリームさん» コメントありがとうございます!最近更新できなくてすみません!仕事と睨めっこしながら更新がんばります!! (2020年10月11日 10時) (レス) id: 2cd9b938bd (このIDを非表示/違反報告)
ダブルシュークリーム(プロフ) - D.Gray-man、好きなのでこの小説読めて嬉しいです!前作も読みました。 すごい好きです!!続き楽しみですけど、無理しないでくださいね。 (2020年10月4日 13時) (レス) id: badfa15fc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - みきさん» 更新停滞しててすみません!!頑張ります!書きます!また覗いてください!! (2020年9月30日 5時) (レス) id: 2cd9b938bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年8月19日 22時