私の居場所【D.Gray-man】3

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表Aside




神「お前は2年間の記憶がない」




2人になったとたんに言われた一言



『、、、、2年間だけ？』




ゆーくんの説明が足りないのか
それとも私の解釈が悪いのか
全く解決していない



神「入団後数年と記録的大敗の後の2年間だ」



『ほぇ〜、、、、、、、、』




きっと私が悪いんじゃないはず
ゆーくんの説明が悪いと思う



『なんでそれを2人だけの時に言うの？
本当に私が記憶をなくしてるなら
みんなの前で言った方がいいんじゃないの？』



神「お前が説明しろ」



『記憶喪失してる相手をもっと労わろうよ』



神「メンドイ」



『、、、、、、』




ゆーくんてこういうところがあるよね
うん、わかってた、わかってたけど、、、




なぜだろう、無性に腹が立つ




言うことはすべて言ったと言わんばかりに
みんなのところに戻ろうとするゆーくんを慌てて引き留める




『ストーーーープ！！！
ちょっと待って！』



私能天気なところあるしのほほんとしてるところがあったりもするけど
そんな説明だけじゃ流石に納得できない！



『ラビって人が言ってた別人ってどういう意味？
私が記憶喪失になってるなら
多少違和感があっても別人なんて言われないよね？』



ラビにはきっと今の記憶のない部分の私は
同じ人物にはどうやっても見えなかったってことだ



生まれてから今までの記憶が全くない状態なら
まるで別人みたいに変わってしまっても納得できるけど
私は入団前の記憶はあるし、2年前ファインダーに裏切られた記憶だってある


たまたま記憶がない部分だけまるで別人だったなんて
そんなおかしなことってあるのだろうか？




ゆーくんはきっと理由を知ってるんだと思う
だってさっきから何か隠してるような表情をしてる



言えないのか、言いたいけどどう説明すればいいのか
考えてるのか




神「、、、、あいつらには俺から話す
お前は少しここで待ってろ」




私には話せない内容なの？


でも本人にさえ話せないことって
いったい何なんだろう、、、？



聞きたくてたまらないのに
こういうときのゆーくんは絶対話してくれないってわかってるから
渋々頷くしかなかった





『話が終わったら呼びに来て』





ねぇ、、、



なんで昔から
みんな私の聞こえないところで
私の話をするの、、、？







.

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