私の居場所【D.Gray-man】3

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表Aside






空が割れて
どうやらひと悶着あったみたいだけど
戦いはいったん終わったようだった




真っ平だったところから少し場所を移動して
橋の下で皆々で休息をとる中



私はゆーくんの側を離れられないでいた




どうやらリナリーらしい短髪の女性は寝ていて
その周りにエクソシストが心配そうに陣取っている




どうしよう、、、



ゆーくんとリナリー以外の
同年代っぽいエクソシストが全く分からない、、、





『ねぇ、、、ゆーくん、、、』




ゆーくんの袖をくいくいと引っ張ると
何も言わないけど
視線だけは私に向けてくれる




『あの人たちってみんな、エクソシストなんだよね、、、？』




神「あぁ」




ゆーくんはひとりひとり
順番に名前を教えてくれる



教団にあまり長期滞在しないゆーくんでも
みんなの名前を知ってるのに
なんで私は知らないんだろう



それに、、、




『リナリーがリナリーじゃないみたい、、、』





今はケガをしたりして痛々しいリナリー
でも私が知っているリナリーはもっと幼い、、、




ア「あの、A
できればみなさんの治療をしてほしいんですけど、、、」



白髪の男の子が
申し訳なさそうに私に話しかけてきた



みんなは私のことを知ってる


でも私は知らない



なんで、、、、？



『、、、わかった』




不安は蓄積されて今すぐ発狂したい思いをこらえながら
みんなのケガの治療にまわる



そうとう厳しい戦闘だったらしく
みんな今笑っていられるのが不思議なくらいのケガだ



特に



『どうやったらこんな、、、』




リナリーは酷いものだった




先ほどサポーターと一緒にいた女性、ミランダが
みんなの傷を吸収？していたらしく
力を解除した後なんて言葉で説明できないほどの
状態だった



ある程度治療を終えて
最後にリナリーの足を見てみる



念のため治療を試みてみたものの
思いっきり弾かれてしまった



ブック「やはり、いくらA嬢の力でも
イノセンスはどうにもならんか」



年配のおじいちゃんエクソシストが
私の隣に座った



『このまま装備していてもどうにもなりませんし
一度外した方がいいかもしれません
おじさんに渡しておけば奪われることもないはずです』




丁寧に助言したはずなのに
ティエドール部隊以外のみんなが揃って
頭に？マークを浮かべる



ん？





.

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