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表Aside
昼食を取って
私たちは町の近くにある森へと向かった
目的の人物は
森の奥に家を構えているらしい
馬車を使うほどまでもない距離だったので
みんなで歩きいて向かう
家に着いたらささっと治して
町に戻って一泊してから帰る
それが今回の予定だった
だけど
私たちは考えてもいなかったのだ
町で男を治療したとき
あの人ごみの中に
AKUMAが居たことに
そのAKUMAが私たちをつけていたことに
全く気付かず
私たちは最低限の警戒だけしたまま
無防備に町から離れ
人気のない森へと足を踏み入れてしまった
『、、、、何かおかしいよね』
最初に気づいたのは私だった
森は静か
そりゃもちろん、人気はないから
静かなのはおかしくない
でも森に入ってから
鳥の声ひとつ聞いていないことに
だいぶ奥に進んでから気づいたのである
カ「静か、、、過ぎるわね」
ウィ「、、、、こりゃやべぇかもな」
全員立ち止った時には
もうすでに遅かった
周りから感じる圧
それは1体2体どころではない
意味はないとわかっていても
息を潜めていると
木々の間から嫌でも見慣れた球体が数体
姿を現した
『っ！！どこかっ！隠れる場所を！！』
待ち伏せされた
やっと志向がそこまで到達して
慌てて叫ぶけど
ここは森の奥
木や草以外隠れるところなんてない
こんなんじゃAKUMAの弾なんて
回避できない
ウィ「伏せろっ！！」
ウィルの声に
条件反射でしゃがみ込むと同時に
発砲音が聞こえて頭上を塊が通過していく
あと少し遅かったらAKUMAの弾丸に打たれていた、、、
みんなも
何とか第一撃は回避できたようだけど
この後の策が全くない
このままじゃ全滅してしまう
決して頭はよくないのに
無駄に考え込んで
結局いい案なんて何も浮かばない
頭が真っ白になる
こういう時に改めて思う
どうして私には戦う力がないのだと
こんなAKUMAに囲まれた状態で
思考停止状態とはなんと命知らずなのだろうか
私ひとりじゃいい案どころか
案さえ浮かばずどうしようかと
3人を見ると
視線がばっちり合った
視線が刺さるように向けられている
『えっ、、、、？なに？？』
そんな目で見てどうしたの？
そう言おうと言葉を続けようとしたとき
私はカトリーヌに
思いっきり前に突き出された
.
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ゆーな(プロフ) - 青魚さん» 初めまして！コメント有難うございます！！面白いと思って頂けて嬉しいです！亀更新ですが今後も是非覗いて下さい！ (2020年11月8日 3時) (
レス) id: ba73857385 (このIDを非表示/違反報告)
青魚 - 初めまして！何か面白い小説ないかと探していたらこの小説に出会って面白くて一気に読ませていただきました！Dグレ大好きなのでとても嬉しいです。お忙しいと思いますがゆーな様のペースで頑張ってください！こんな面白い作品をありがとうございます (2020年11月7日 20時) (レス) id: 15f10e7540 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - ダブルシュークリームさん» コメントありがとうございます！最近更新できなくてすみません！仕事と睨めっこしながら更新がんばります！！ (2020年10月11日 10時) (レス) id: 2cd9b938bd (このIDを非表示/違反報告)
ダブルシュークリーム(プロフ) - D.Gray-man、好きなのでこの小説読めて嬉しいです！前作も読みました。 すごい好きです！！続き楽しみですけど、無理しないでくださいね。 (2020年10月4日 13時) (レス) id: badfa15fc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - みきさん» 更新停滞しててすみません！！頑張ります！書きます！また覗いてください！！ (2020年9月30日 5時) (レス) id: 2cd9b938bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2020年8月19日 22時
