私の居場所【D.Gray-man】2 (ページ43)

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いきなりですが過去編なのに他side書きます
話数的にこのまま書き続けると中途半端に続編になるので、、、すみません！
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リーバーskde

Aの悪い噂を初めて聞いたのはいつだったか

入団して最初の頃は
戦場でケガをあっという間に完治させてしまうAに
エクソシストもファインダーも喜んでいた

俺たち待つ側のみんなもそれは喜ばしいことで
だから戦えないと言うことを
気にしている奴は誰もいなかったんだ

でも気が付いたら
ファインダーの中でのAのイメージは最悪になっていて
後にそのことを知った室長はかなり驚いていた

俺を含めた科学班のみんな
元帥、Aと仲良くしるエクソシストは
そんな噂を全く信じなかった

Aは誰かを見捨てたり見殺しにしたり
出来る奴じゃないことくらい
普段教団で過ごすAの様子を見てればわかるからだ

気にしてはいたものの
俺たちや誰かと話すAはいつも笑ってて
全く気にした様子がない

そんなAにわざわざ噂のことを聞くこともできず
数年たったころ

またもファインダーから
変な噂が流れ始めた

Aと夜会うと睨まれるという
それこそ信じられないような噂話

Aが睨む？

表情さえ想像できず
全く信じていなかった俺は

噂話を信じざる負えないことが起こった

「おっと、すまねぇ」

廊下の端でAとぶつかりそうになった
いつものAなら笑って大丈夫ですよ～と言いそうなのに

その時のAはまるで別人の様に無表情だった

「部屋に戻ってると思ったが
大丈夫か？長官の言ったことは気にするなよ」

『、、、、はい』

こいつは、、、Aだよな？

あまりにも表情のないAに
動揺して変な汗がでる

少しの無言が続いて
その間、刺さるような冷たい視線をAから受けた

噂は、、、全部が嘘ってわけじゃないのか、、、？

「気にするなって方が無理か、、、」

『気にしてません
コムイ室長にもそう伝えてください、では』

逃げるように去っていったAを
呼び止めようとしたが、足は動かなかった

コムイ室長、、、？
Aはいつも室長さんって呼んでるよな？

何が、どうなってる

Aに違和感を覚えたものの
なんの確証も証拠もない俺は
誰にも言うことができなかった

次に会ったAは
俺がよく知るいつものAだった

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