私の居場所【D.Gray-man】2 (ページ37)

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表Aside

記録的大敗の2ヵ月前

今回の任務はリナリーと一緒だった

リナリーとはかなり久しぶりの任務

リナリーに同行しているファインダーのひとりは
以前私を突き飛ばして治療させてくれなかったあの男

だけどリナリーが居るせいか
いつものようにあからさまな態度は見せない

まぁ目が合うとすっごい睨まれるんだけど、、、

リ「ここらへんで異常現象があるって
報告を受けたんだけど、、、」

今回はイノセンスの探索

事前に調査したファインダーからの報告によると
ある場所へ行くと強風で進めなくなるんだとか

私たちだけで大丈夫なのか？

リ「Aは後ろの方で待機してて
私がイノセンスで様子見てくるから」

『気を付けてね』

森、というよりちょっと緑がさみしい山って感じ

決して大地に力がないというわけでもなさそうなのに
木があまりない山というのも
異常な光景だ

強風って言ってたから
そのせいで木が育つ前に飛ばされちゃうとか？

イノセンスを発動させて
ひょいひょいと飛んでい行ったリナリー

私は言われたとおりに
山の入り口付近の大岩に腰かけた

「ふんっ呑気なもんだ」

リナリーが居なくなったとたん
あからさまに態度を変えたあの男

毎回毎回、私に会う度嫌味言うって
疲れないのかな、、、

「なんでお前みたいな奴がエクソシストなんだ」

別に私、ファインダーに危害を加えたりして無いんだから
ほっとけばいいのに

『なんで、リナリーの前で言わないの？』

「室長の妹の目の前で言えるか」

へぇ、、、つまり
もしファインダーが私を貶しているってリナリーが知ったら
室長にバレてしまうからってこと？

え？なに？
バレて処罰されるの覚悟してないで
仮にもエクソシストを馬鹿にしてるの？

ダッサ！

というか、室長さんは知ってると思うけど
とっくに

教団内であれだけ大人数のファインダーが
噂してたらさすがに知らない方が可笑しいというか、、、
リナリーはいまだに知らないみたいだけど

ウィ「そんなにお痛がバレて欲しいなら
俺がバラしてやるよ」

私を睨みつけてるファインダーをウィルが睨みつける

ウィルって売られた喧嘩は他人の物でも
全力で買うから危険だわ、、、

私のことで怒ってくれるのはうれしいんだけどね

カ「どうせなら上層部のみんなに言いふらしちゃおうよ」

あ～ぁ、カトリーヌが悪乗りしちゃった

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