私の居場所【D.Gray-man】2 (ページ35)

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表Aside

記録的大敗の3ヵ月前

私は3ヵ月後の悪夢なんて知る由もなく
今日も任務で教団を出ていた

そしていつものように
今日もファインダーに邪魔されて
治療なんてできないんだろうなと

諦め半分で現地に着くと
そこに居たのはティエドール部隊だった

ティ「やぁ、ひさしぶりだね」

相変わらずの優しい表情のおじさん

『お久しぶりです！』

教団にほとんど居ない元帥たちは
私にとって一番素直に話せる相手だ

室長さんやウィルたちも
私にとっては大切で信用してるけど

それとはまた違う安心感がある

『おじさんの部隊ってことは
ファインダーは居ないんですか？』

ティ「さっきまでは居たんだけどね
報告だけ聞いて帰ってもらったよ」

元帥の部隊は強いから
部隊と常に行動しているようなファインダー以外は
報告だけ聞いて帰すことも多い

憂鬱だったけど
一気に気が楽になった

神「変わんねぇな」

おじさんと話していたら
後ろで聞いていた神田に鼻で笑われた

変わってないというのは
見た目のことだろうか？

『ユーくんは何を食べたら
そんなに身長伸びるの？』

神「蕎麦」

『絶対それが原因じゃないと思う、、、』

私が常にユーくんと呼ぶからか
最近は訂正することを諦めたようだ

それはいいとして
神田は会う度身長が伸びている

元々私より身長は高かったんだけど
最近は見上げないと顔が見れない

首痛くなるから是非縮んでもらいたい

今回の任務は町に居る
AKUMAの排除らしい

ティエドール部隊なら
ケガをすることはたぶん無いんだろうけど

街中での戦闘になるので
一般人の治療のために私が呼ばれた

ファインダーに邪魔されない任務は
久しぶりだと思う

『マリとデイシャは？』

神「あいつらは情報収集」

地形の把握や再度の情報収集に行っているらしい

作戦開始は2人が戻って来てからということで
私はその前にウィルたちと食事をとりに行った

私服でここまで来ていたので
気兼ねなく飲食店に入れる

団服着てたらウロウロできないし

カ「Aはティエドール元帥のこと好きね」

『優しいし見ててほんわかするから』

おじさんと会っている時だけは
私は素直に笑えるのだ

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