私の居場所【D.Gray-man】

＿＿＿＿39 ページ41

.





アレンたちが汽車に乗って行った後
午後には近くの町にいたらしいファインダーがやってきた



私は普段からファインダーとは仲良くしていないから
すっごい不服そうな顔をされたけど



いまさらそんなことは気にしない




「ティエドール部隊と合流するまでですが
よろしくお願いします」



『、、、、』



一応会釈だけはしといた



でも特に話そうとは思わない



ファインダーは4人
みんなだいぶ年上だ



ここからティエドール元帥のところまでは
早くて3日はかかる



AKUMAに遭遇したら
果たしてどうするつもりなんだろう


誰も戦える人いないんだけど



無駄に人数増やすくらいなら
私がひとりで私服着て移動した方が絶対いい




『私、ひとりでいいんだけど』



「任務ですので」



『死にたいの？』



「、、、、任務ですから」




任務だからって
リスク取るのはどうかと思うんだけど
忠告はしたわけだしまぁいいか



ケガしても私は知らないよ？




汽車に乗って私たちは移動を開始した



私は個室に通されて
ファインダーは外で待機



ひとりになれるから私としては楽



景色を眺めるのもそこそこに
私は目を閉じた




合流までには時間がたっぷりある




沢山、、、、話をしよう









.








それから3日




ファインダーとは一定の距離を保ったまま
道中襲われることもなく
私たちはティエドール部隊と合流した




神「何しに来た」



『ティエドール部隊と同行しろって
上からの指示』



ティエドール元帥以外
私が合流することを聞いていなかったらしく
神田には睨まれ、マリには苦笑いされた




ティ「やぁA、久しぶりだね」


『ご無沙汰しております』



ティエドール元帥は
結構好きだ



教団の中ではって限定付きだけど




『お世話になります』



ティ「こちらこそよろしくお願いするよ」




それにしても
ティエドール部隊はみんな強い


そうそう大ケガとかもしないのに
私が加わる意味って何だろう



あれ、、、そういえばティエドール部隊って
もうひとりいなかったかな、、、？



ティ「デイシャが先日亡くなってね
ノアの動きが活発になってきているからって上がいってたかな」



マリ「でもそれではクロス部隊の治療は、、、」


ティ「中国でミランダと合流するそうだから
心配はいらないよ」




ミランダって確か新人の、、、
神田の相手を新人じゃかわいそうだから
私がこっちにってことか









.

＿＿＿＿40→←＿＿＿＿38

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す