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次の駅に着いた時には
もう外は暗くなっていた


リ「まずは宿をとりましょう」


私たちは目についた宿に入って受付をする


私とリナリー、アレンとクロウリー、ラビとブックマンで
部屋を取り、荷物を置いて夕食のため外に出る



仕方のないことだけど任務中は
1人部屋になることはほとんどない



リナリーと合流するまでは
女は私一人だったから宿を取るときには
基本1人部屋だったんだけど



玄関先にみんなが揃ったのを確認した後
近くの喫茶店に入った



駅や宿から近いということもあって
お客さんは多い


6人で座ることのできるテーブルが運よく開いていたので
そこにみんなで座った


みんなそれぞれ注文をしていくけど
アレンの注文の量がいつもながら多いので
店員が慌て始める



売上は上がるからいいだろうけど
忙しい時間帯にこんな大量注文はかわいそうだなぁと思う



次々と運ばれてくる料理を食べながら
今後の話を始めるみんなを
私は端の席で静かに聞いていた




アレンが連れているティムキャンピーには
クロス元帥を探知する機能があるらしく
ティムキャンピーについていけば元帥に会えるはず、とのことだった



ゴーレムなのになんと便利なことだろう



モグモグと口を動かしていると
カウンターに座っている女性が私を見ていることに気づいて
咀嚼を止めて凝視してしまった



『、、、、、?』



20代後半の女性
私とは面識ないはずなんだけど、、、?



記憶をさかのぼってみても
覚えていないのかピンとこない



きっと見慣れない服を着た集団に興味津々ってだけなのだろうと思い
私は再び食事に意識を戻したのだが、、、



「あの、、、Aよね?」



さっきの女性がカウンターに座ったまま
私の名を呼んだのだ


『、、、、、???』



誰だろう


記憶にない、、、けど
私の名前を呼んだってことはやっぱり
面識があるってことだ



任務の話をしていたみんなも
言葉を止め、彼女の方を見る


リ「知り合い、、、?」


『、、、、』



「あ、、、ごめん
覚えてないわよね、、、

私はシェリア
2年前、Aに助けてもらったの」



シェリア


名前を聞いても思い出せない



でも確か昔、この町で
一般人を助けたことがあった気がする


でも、、、女性じゃなかったような、、、?








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ゆーな(プロフ) - 月夢風花さん» コメントありがとうございます!前作も読んで頂けているんですね!!嬉しいです!ティキって敵なのになんであんな魅力的なんでしょーねwティキ出るまでもうしばらくかかりそうです、、、気長によろしくお願いします! (2020年7月29日 21時) (レス) id: e192f5a322 (このIDを非表示/違反報告)
月夢風花 - 凄い面白いです !前のゆーなさんの他の作品も大好きで読んでます!私はティキが大好きなので早く夢主との絡みが見たいです!!更新頑張ってください!応援しています! (2020年7月28日 21時) (レス) id: c8e9b80948 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 抹茶って美味しいよねさん» コメントありがとうございます^ ^亀更新ですが気長にお付き合い頂けると嬉しいです^ ^頑張ります(^^) (2020年6月21日 5時) (レス) id: e192f5a322 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶って美味しいよね(プロフ) - 前のページ?小説?から見たんですけど、面白いです!!最新楽しみにして、待ってます!! (2020年6月12日 10時) (レス) id: 8bfe17f4aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年6月6日 16時

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