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3時間後
ア「クロウリー戻ってきませんね」
汽車内の探索に向かったクロウリーがなかなか戻ってこない
汽車は決して広くない
長くても30分あれば
普通なら戻ってこれるはずなのだ
誰かに絡まれてるとか？
ア「僕、クロウリーを探してきます」
ラ「俺も」
2人は席を立って
クロウリーが向かった方へ歩き出した
子供じゃないんだし
ほっとけばいずれ戻ってくると思うんだけど
私は会話だけは聞いていたけど
目を閉じて寝てますアピールを崩さない
2人が探しに行ったんだし
ほどなくして戻ってくるだろう
そう思っていたんだけど
2人が探しに行って30分
戻ってこない
こんな狭い汽車内で
何か揉め事でもあったのか
ブック「A嬢
悪いが馬鹿者どもを連れてきてはもらえぬか？」
私が起きてるって気づいていたのか
本当は無視するか断るかすればいいんだろうけど
そうすると年であるブックマンが探しに行くことになるんだろう
流石に年配の人にそんなことはさせられないわけで
しぶしぶ立ち上がった
ブック「すまんな」
『、、、、』
さっさと見つけて
さっさと戻ってこよう
汽車内を歩いていくと
3人は結構すぐに見つかった
笑顔の黒いアレンと
アレンの手さばきに感動しているクロウリー
アレンのまさかの素に唖然としているラビ
そしてアレンの向かい側でパンツ一丁の男ども
『、、、、、』
トランプを持って向かい合っているところを見ると
どうやらアレンにかもられているようだ
クロウリーを探していたはずなのに
なんでゲームしてるんだ
ラ「あ、A」
私に気づいたラビの声で
その場の皆が私を見る
『、、、、さっさと戻って』
クロ「Aすまないである！
私が負けてしまって、今アレンが取り返してくれているのである」
『だったらパンツ一丁にする必要はないでしょう』
クロウリーの負け分だけを取り返すなら
相手がパンツ一丁になっているのはどう考えてもおかしい
ゲームが楽しくなって
アレンが調子に乗っているとしか思えない
ア「もうすぐ終わりますから」
『、、、そ』
なら私は戻っていてもいいだろう
そう思ってこの場を去ろうとしたときに
一瞬だけアレンに負かされているビン底眼鏡の男と目が合った
、、、、、、、この男
煙草を咥えたままニッと笑った男に
鳥肌が立った
確証はない
でも私はこの男を知っている
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ゆーな(プロフ) - 月夢風花さん» コメントありがとうございます！前作も読んで頂けているんですね！！嬉しいです！ティキって敵なのになんであんな魅力的なんでしょーねwティキ出るまでもうしばらくかかりそうです、、、気長によろしくお願いします！ (2020年7月29日 21時) (
レス) id: e192f5a322 (このIDを非表示/違反報告)
月夢風花 - 凄い面白いです ！前のゆーなさんの他の作品も大好きで読んでます！私はティキが大好きなので早く夢主との絡みが見たいです！！更新頑張ってください！応援しています！ (2020年7月28日 21時) (レス) id: c8e9b80948 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 抹茶って美味しいよねさん» コメントありがとうございます^ ^亀更新ですが気長にお付き合い頂けると嬉しいです^ ^頑張ります(^^) (2020年6月21日 5時) (レス) id: e192f5a322 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶って美味しいよね(プロフ) - 前のページ？小説？から見たんですけど、面白いです！！最新楽しみにして、待ってます！！ (2020年6月12日 10時) (レス) id: 8bfe17f4aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2020年6月6日 16時
