私の居場所【D.Gray-man】

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てっきりアレンやラビの方が先に戻ってると思ったのに
私の方が早かったみたいで


病院の待合室にはブックマンしか居なかった



ブック「2人はどうした」


『別行動だったので』



私が思うのもあれなんだけど
こんな時間まで二人は何をしているんだろうか



ブック「2人が戻ったら出発する」



『教団に帰るんですか？』



ブック「このまま任務じゃ」




ふ〜ん


別に教団に戻らず任務が立て続けってのは珍しくないんだけど
エクソシストが4人という大人数でってのは珍しい


そんな大人数で行わなければいけなような任務なのだろうか



少し考えていたら2人も戻ってきて
このまま任務だということをブックマンから聞く



ラビも4人で行動することを疑問に思ったみたいだったけど
最近ノアの一族が活発になってきたためだとブックマンに説明され納得したようだった



たしか年配の元帥がやられたって聞いた気がする



私の場合はAKUMAだろうがノアだろうが
現れたらなすすべがないからいまいち危機感がわかないんだけど




ブック「我々の次の任務はクロス元帥の捜索だ
では行くぞ」



そう言って歩き出したブックマン


私もその後をついていくけど
アレンだけはこの世の終わりみたいな顔をして固まっていた



ラ「アレン、置いていくさ〜？」



ア「し、師匠の捜索、、、」



あ〜、、、アレンの師匠はクロス元帥だったっけ

でも自分の師匠のはずなのに
なんでそんな顔する必要があるのやら


私には関係ないけど



ア「気が重い、、、」




落ち込むのは勝手だけど
ちゃんとついてきてくれないかな




一番最後尾をふらふらと歩いているアレンをじっと見ると
ふいに目が合ってしまって



ア「すみません、、、、」




なぜか謝られた




大人数の任務はあんまり好きじゃない




だからせめて早く終われるように
さっさと任務を終わらせたい



『謝るくらいならさっさと歩いて』





私はまさかこの任務がなかなか終わらず
江戸まで行くなんて思いもしていない




クロス元帥を見つける




私はきっとすぐに見つかると



簡単に考えていたのだ









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