私の居場所【D.Gray-man】

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ラビside





町に入った途端Aとはぐれた




それは予想できたし仕方ないけど
問題はアレン




左目が今は使えないってのを
ようやく自覚したらしく



町の観光をするために来たはずなのに
AKUMAに不意を突かれて町中で戦闘騒ぎになった




俺たちは普段からある程度警戒してるから
町中でわざわざ声をかけてくる相手はAKUMAかもしれないと
構える癖がついてる



でもアレンは普段AKUMAの魂が見えるせいで
まったく警戒をしない




そのせいで町中で戦闘をする羽目になった





AKUMAを誘導して町から離れたから
大した被害にはなっていないはずだけど




AKUMAを破壊した後町を確認に行くと
瓦礫の撤去作業をしている人は数人いるが
賑わいは元に戻っていた





ア「すみません、、、次からは気を付けます」




ラ「左目が治るまでの辛抱さぁ」





落ち込むアレンと町をぶらぶらしていたら
どうやら端の方まで来てしまったらしく
人込みから抜けて落ち着いた広場についた






ア「あれってAじゃありませんか？」




アレンの言葉を聞いて目線の方向を見ると
ベンチに座っているAと、、、女の子





ア「迷子でしょうか？」




ラ「Aが迷子を保護するような性格とは思えないさ、、、」





この町に知り合いがいたのか？



でもAの過去の任務の記録を見ても
この町に来た事はないし



出身もここらへんじゃなかったはず





ラ「！！！」


ア「ラビ、、、、Aが笑ってます」




二人して固まる






Aがすげー穏やかな顔して笑ってる





えっ、、、、？
何？？あれが素？？？？






ラ「Aが笑ってるとこなんて
初めて見たさ、、、、」





ア「ララとも笑って話していましたけど、、、、」






ララ、、、は確かマテールの亡霊だ





俺達にはニコリともしないのに





もしかして教団関係者以外には
Aって普通に笑う、、、、？





女の子が何か食べている間も
飲んでいる間も
ウトウト寝始めた時も



ニコニコと笑う





子供好きってだけとか、、、、？






わからないさ、、、、
A謎すぎ、、、、





その後Aの後を気づかれずについていくと
交番に行きついて




そこで泣きながら交番の人に話をする女性に向かって
女の子が泣きながら抱き着いていた





ア「迷子でしたね、、、、」



ラ「、、、、、、」






もう、、、言葉も出ないさ、、、、、









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