傍観者でいたかった【D.Gray-man】3

96.弱い心 ページ20

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ノアが




全員目覚めたらしい





そうティキから聞いた





というかまだ全員そろってなかったんだって
思ってしまったけど




スキンボリックって名前の
第８使途は方舟で神田にやられたらしくて
実際は１２人らしいけど




テ「今日の夜、おっぱじめるみたいだけど
Aはどうする？」




『どうするって、、、、』




ついてくるのかどうかを
聞いているのだろうか




私がついて行っても
足手まといになるだけなんじゃないのかな




いつものようにソファーに寝転がっている
ティキはどこか機嫌がいい



そんなに戦うのが楽しみなの？




『みんなを殺すの、、、？』





テ「今回の目的は１４番目の覚醒らしいから
皆殺しにはしないんじゃねェかな？」




１４番目、、、？




ノアって１３人じゃないの？
１４番目って何？



『１４番目ってなに？
誰の事？』




教団側と戦うってことは
１４番目は教団にいるってこと？




テ「あれ？Aは知らなかった？

少年だよ、アレン・ウォーカー」



『アレンくん？！？！』




アレンくんが１４番目？



方舟を操ることができたのは
アレンくんがノアだったからってこと？




でもアレンくんは適合者なのに
ノアになって大丈夫なのかな、、、、




それに、アレンくんは
自分がノアだって知っているの？



全然知らないから
疑問ばかりが増えていく




『私も行く』




テ「そんなに少年が気になる？」




『なに？
ヤキモチ？w』




テ「どうかな」




私に戦いを止める力なんてない




一緒に行かなければ
みんなが苦しんでいるところを
見ないで済むのかもしれない




でも気になって結局
現場に行ってしまいそうだから




『危ない時には守ってね、ティキ』




テ「仰せのままに」



ニコッと笑うティキ




数時間後にはノアとして
みんなと戦うっていうのに




緊張もしないで穏やか





ティキは何とも思ってないのかな？




私が生前教団に居たって事
忘れている訳ではないはずなのに




何とも思わないのかな？




自分が一緒に行くって言ったくせに
すごく緊張する





私って本当



心が弱いな、、、、









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