傍観者でいたかった【D.Gray-man】

6.好感度 ページ8

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何年も、、、かぁ〜


それで好感持ってくれてるのは
純粋にうれしいけど
それは私が単に危ない橋を渡らないように
しているだけだしなぁ



なんてことは言えない




というか言わない




だって口はさむの面倒





トマ「Aさんは調査も早いですし
とても優秀なファインダーですよ」




ア「そうなんですね！
僕と同じくらいなので勝手に入ったばかりなのだと、、、
すみませんAさん」



『いえいえ
私なんてまだまだ新米なので』




神「トマより長くファインダーをしているお前が
何言ってやがる」




ア「えぇぇぇ！！そうなんですか？」



『あはははは、、、、』





神田のせいでアレンくんがめっちゃ
私に興味持ったんですけど！！！！



面倒なんですけど！！！！




ドア越しの会話なため
睨みたくても相手が見えないのがもどかしい、、、




というか疲れるから
私に話し振らないでほしい




ア「Aさんっていつからファインダーに？」



『８歳の時には教団にいました』


ア「８歳、、、」



『、、、、？』




中から聞こえるアレンくんの声に
元気がない気がする



気のせいかもだけど




ア「あの、、、なぜファインダーに？」




やっぱり少し気をつかってるっぽい




『別に大した理由はありませんよ？

小さいときに親が死んでしまったので
食べるために働くしかなかったってだけですから』




教団は都合が良かった



年齢で入れないなんてことはなかったし



みんなには言ってないけど
イノセンスを持っている以上
教団に居た方が便利



ただそれだけだ




親も病死だったから
AKUMAに対して憎しみなどもない




ア「苦労したんですね、、、」




ん、、、？


そんなしんみりされるほど
苦労した覚えはないのだけど



まぁ誤解を解いたところでどうなんだって感じだから
そのままにしておこう




それにしても眠いな、、、、



でもファインダーの分際で
寝るわけにもいかないし、、、、



あぁ、、、、

早く帰りたい、、、、





まだ出発したばかりだというのに
すでに帰りたい衝動に駆られている私って




ほんと腐ってるわぁ〜、、、、








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