傍観者でいたかった【D.Gray-man】

5.好感度 ページ7

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食事を済ませ食堂を出たところで
私はファインダーに声をかけられた




トマ「任務です」




目しか見えず表情の読めない
ファインダーのトマだ




『わかりました
今すぐですか？』



トマ「準備ができ次第出発します」



『承知しました』




まじかぁ、、、、



心の中で任務という言葉に
ダメージをうける私



昨日の今日で任務って、、、、




予定ではまだ私って前の任務の
途中のはずなんだけど、、、、





黒の教団は鬼ですか？
鬼なんですね？きっとそうなんですよね？





私は重い足取りのまま部屋へ向かい
準備を済ませると地下水路へと向かった





どうやらエクソシストはまだ
来ていないようだ




『今回の任務って何ですか？』




トマ「イノセンスの回収です」




『エクソシストは？』



トマ「神田殿とウォーカー殿です」



『あぁ、、、あの二人、、、、』



組み合わせもっとなかったのかな？



神田に新人のお守なんて
できないでしょう




少し待つと神田とアレンくんがやってきた




小舟に乗って出発するが
空気はもちろん最悪なわけで




すっごく静かな舟に揺られ




汽車には飛び乗り乗車




ぺちゃくちゃ話すよりは楽だけど
気まずいのも考えもんだ




汽車の個室に二人が入ったところで
やっとそんな思い空気からも解放された




なんであの二人はこんなに
ピリピリしているんだろうか



私がいなかった間に
何かあったのだろうか？




考えても仕方ないから
これ以上は考えないけど





ア「それにしても驚きました

イノセンス回収みたいな危ない任務に
女性のファインダーがついたりするんですね」




いままでは何か話していたけど
興味がなかったから聞いていなかった


でも今のアレンくんの発言は
たぶん私のことを言っているのだろう




神「ファインダーに
男も女もあるかよ」




ア「でも力仕事とかもあるでしょうし」



神「お前今朝のあいつ見てなかったのか？」



今朝と言うと
さっきの食堂でのことだろう



ア「あれは確かに僕も驚きましたけど、、、

でもAさんは女性ですし、、、」



神「あいつはもう何年も教団にいる

調査や任務でたくさんのファインダーが
命を落とすようなところで何年もだ

あいつはお前が思っているほど
やわじゃねぇ」





神田ってそんなこと思ってたのか、、、、


神田の好感度が少し上がったよ、、、



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