41.過去 ページ43
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そのあとはひとりで
いろんな人に黒の教団の場所を聞きながら
何か月も放浪した
途中旅の人に馬車に乗っけてもらったりした
自然と会話は上達していって
黒の教団のある都市についたころには
不便を感じないほどまでになっていた
教団に来るまでの間に
何度か黒い塊を倒して
私の持っている力みたいなものは
心臓の所にあって
思えばそれは形となって表れるということが分かった
でもそれが一体何なのかは
わかってなくて
でも普通の人は持っていないものなのだということは
わかっていた
黒の教団の近くまで行くと
私がよく知る白い服を着た人がいた
『あの、、、黒の教団の人ですか？』
「！！そうだよ
お嬢ちゃんどうしたのかな？」
教団についた時
私はまだ８歳くらい
『黒の教団に、入りたいんですけど』
「君が、、、？」
まさかこんな小さな女の子が
入団したいと言ってくるとは思っていない相手は
相当驚いていた
でもなんだかんだで
教団には案内してくれて
お化けでも出そうな感じの外観
にょきっと顔が出てきた門番に
驚きつつも教団の中に足を踏み入れた
「ちょっとここで待っててね」
白い服の男の人に
待合室のような部屋に通された
白い服の人が出て行ったあと
部屋に置いてあるソファーに座って
身をすくめた
『ここ、、、、怖い、、、、』
どこからともなく感じる死の感覚
私の心臓にあるものと同じものが
この教団内にあることはすぐに分かったけど
それらが悲鳴を上げているような感覚
ここは
居たらいけない場所だ
そう身体全体が訴えていた
でも
じゃぁ
何処に行けっていうの？
帰る場所なんてない
頼れる場所なんてない
私にはもう
ここしかない
室長「待たせたね」
ほどなくして1人の男が
部屋に入ってきた
コムイ室長の前任者だ
室「入団したいってことだけど、、、、
ファインダー志望ってことかな？」
『ファインダー、、、？』
室「もしかして何もわかってない？
じゃぁどうして入団しようと思ったの？」
『どこにもいくあてがなくて、、、
ここに行けばいいって白い服の人に言われたから』
室「白い服の人、、、ファインダーだね
その人とはどうして一緒にこなかったのかな？」
『黒い大きな塊に殺されました』
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クリスティ38(プロフ) - びん←底眼鏡では？ぴんなんて、聞いたことない。 (2020年1月6日 23時) (
レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 死蝶さん» コメントありがとうございます！頑張って書きますので今後ともよろしくお願いします！！ (2019年8月3日 2時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - 面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年8月2日 21時) (レス) id: a0dd7ebf9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2019年7月29日 1時
