傍観者でいたかった【D.Gray-man】

3.犬猿の仲 ページ5

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次の日


私は朝食をとるべく
食堂に来ていた



エクソシストの圧倒的に少ないここでは
どう頑張ったって目立つ黒い服



神田は相変わらず蕎麦か、、、




横を通るときどうでもいいのに
目に入った神田と蕎麦



毎日毎回蕎麦って飽きないのかな、、、



まぁ私には関係ないけど




ジェリーさんのところに行って
和食セットを頼む


ものの数秒で出てきたそれを持ち
人の少ないテーブルに腰を下ろした



よくもまあこんな朝から
みんなで集まってご飯をたべるなぁ


ファインダーで集まりテーブルを囲んでいる席を
私はちらっと眼の端で見る



仲良しこよしって疲れるだけじゃん
他人と話すって疲れるじゃん



朝っぱらからいやだよ
そんな風に気を遣うの




一人の静けさを満喫しながら
おいしいご飯に舌鼓をうつ




するとファインダーの居た方から
すごい音とどなり声が聞こえたので
嫌な予感がしつつもそちらを向いた




『、、、、はぁ、、、、』




朝から何してんのあいつら




そこにはぶちぎれた神田と
そんな神田に襟をつかまれジタバタしているファインダー




喧嘩なんて無駄な体力使うだけじゃん
あほらし






大体神田にあんたらファインダーが
勝てるわけないのに
なんで喧嘩なんか吹っ掛けるんだろうか





しかもほっとけばいいのに
昨日見た新人が神田に食って掛かっている



これって喧嘩ひどくなって食堂壊れたりしたら
誰が片付けしないといけないんだろう、、、



もしかしてこの場にいた人たちでしろってことに
なったりするんじゃない？？




そんなの、、、面倒臭い！！！！！




必要以上の仕事なんてまっぴら御免なんですけど！！！






私は仕方なく席を立って二人のもとへ




アレンくんはたぶん
喧嘩を止めたいだけだろうから
ここは神田を止めるべき




『は〜ぃ！神田ストープ！！』




私は神田の長い髪の毛をグイっと引っ張った

予想外のことに神田の顔がガクンと後ろへ傾く




神田「！！Aてめぇ何しやがる！！」



『カッカしないの！
神田がその人の手を離せば済む話でしょうが！』



神「お前には関係ねぇだろうが！！」



『関係あるの！
朝っぱらから喧嘩なんて見せつけられたら
ご飯がまずくなるのよ！！』




そう言って私は再度神田の髪を引っ張った



たまらず手を放し私に向く神田
相当怒ってる




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文字の関係上次行きます

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